STDEV関数

Excel 2003, Excel 2007, Excel 2010

概要

STDEV関数は、指定された数値データの標本標準偏差を計算します。データのばらつき具合を数値で表す重要な統計関数で、n-1で割る標本標準偏差を採用しています。データ分析や品質管理で広く活用されます。

構文

STDEV(数値1,[数値2],...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値1 数値 はい 最初の数値または数値を含む範囲を指定。標本データの基本となります。
数値2,... 数値 いいえ 2番目以降の数値引数。カンマ区切りまたは配列参照が可能(最大255個)

STDEV関数の使用

STDEV関数はサンプルデータの標準偏差計算に最適です。母集団全体の場合はSTDEVP、論理値も含める場合はSTDEVAを使用してください。品質管理、試験結果分析、売上変動分析などで重宝されます。

STDEVの一般的な例

基本的な強度データの標準偏差

=STDEV(A3:A12)

A3からA12の10個の強度データを対象に標本標準偏差を計算(結果:27.46)

複数範囲の標準偏差計算

=STDEV(B2:B10,C2:C10)

売上データ2つの範囲から標準偏差を一括計算

配列を使った計算

=STDEV({85,92,78,95,88})

直接配列指定で標準偏差を求める

よくある質問

STDEVは標本(n-1で割る)、STDEVPは母集団(nで割る)標準偏差を計算します。サンプルデータではSTDEVを使用。

はい、数値以外の空白セル、文字列、論理値、エラー値は自動的に除外されます。

STDEVA関数を使用してください。TRUEを1、FALSEを0として計算します。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: 数値に変換できない文字列やエラー値が含まれている

Solution: データを確認し、数値のみを指定してください。

#DIV/0! エラー

Cause: 有効な数値が1つしかない、またはすべて同一値の場合

Solution: 2つ以上の異なる数値を指定してください。

注記

  • 推奨:新しいExcelではSTDEV.S関数への移行を検討
  • 計算式:√[Σ(xi-平均)²/(n-1)]
  • 最大255引数まで対応
  • 配列定数やセル範囲を直接指定可能

互換性

利用可能: Excel 2003, Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2003, Excel 2007, Excel 2010