ERF.PRECISE 関数

Excel 2010+

概要

ERF.PRECISE関数は、誤差関数の積分値を高精度で計算します。指定した上限値xから0までの誤差関数を積分し、統計学や確率論、科学計算で使用される重要な関数です。

構文

ERF.PRECISE(x)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x Number はい ERF.PRECISEを積分するときの下限値。数値以外を指定すると#VALUE!エラーが返されます

ERF.PRECISE関数の使用

ERF.PRECISEは誤差関数の積分を高精度で計算する関数です。通常のERF関数よりも精度が高く、科学計算や統計解析で使用されます。x=0では0を、xが正の値では0からxまでの積分値を返します。

ERF.PRECISEの一般的な例

基本的な使用例

=ERF.PRECISE(0.745)

0から0.745までの範囲で誤差関数を積分し、0.70792892を返します。

標準値の計算

=ERF.PRECISE(1)

0から1までの範囲で誤差関数を積分し、0.84270079を返します。

よくある質問

ERF.PRECISEはより高い精度で誤差関数を計算します。ERFは2つの引数(下限・上限)を必要としますが、ERF.PRECISEは上限のみで下限は常に0です。

数値のみ入力可能です。テキストや空白を入力すると#VALUE!エラーが発生します。

一般的なエラーと解決策

#VALUE!エラー

Cause: xに数値以外の値を指定した場合

Solution: 必ず数値(正・負いずれも可)を入力してください

注記

  • xが正の場合、0からxまでの積分値を返します
  • xが負の場合、xから0までの積分値を返します(絶対値で計算)
  • Excel 2010以降でのみ使用可能
  • 統計分布や確率計算で頻用されます

互換性

利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2007以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+