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DISC関数
概要
DISC関数は、額面100に対する割引証券の割引率を計算します。受渡日から満期日までの期間に基づいて、投資利回りを正確に求め、債券や商業手形などの金融商品の価格分析に最適です。
構文
DISC(受渡日, 満期日, 価格, 償還価額, [基準])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 受渡日 | Date |
はい | 証券の受渡日。DATE関数などで指定推奨。 |
| 満期日 | Date |
はい | 証券の満期日。DATE関数などで指定推奨。 |
| 価格 | Number |
はい | 額面100あたりの証券価格(通常100未満) |
| 償還価額 | Number |
はい | 額面100あたりの償還額(通常100) |
| 基準 | Number |
いいえ | 日数計算方法(0:30/360 NASD, 1:実日数/実日数, 2:実日数/360, 3:実日数/365, 4:30/360欧州) |
DISC関数の使用
金融機関や投資家が割引証券の収益性を評価する際に使用します。債券、商業手形、国庫短期証券(T-Bill)などの価格から利回りを計算し、投資判断材料として活用できます。
DISCの一般的な例
基本的な割引率計算
=DISC(DATE(2018,7,1),DATE(2048,1,1),97.975,100,1)
2018年7月1日受渡、2048年1月1日満期の債券(価格97.975、償還100、実日数/実日数基準)の割引率を計算。結果:約0.001038(0.1038%)
国債短期証券の例
=DISC(A2,B2,C2,100,0)
セルA2(受渡日)、B2(満期日)、C2(価格)を入力し、NASD基準で割引率計算。
よくある質問
DATE関数を使用してください。例:DATE(2018,7,1)。文字列入力はエラーの原因になります。
0=30/360 NASD(標準)、1=実日数/実日数、2=実日数/360、3=実日数/365、4=30/360欧州。
額面100に対する金額です。通常価格<100、償還価額=100。
一般的なエラーと解決策
#NUM!
Cause: 受渡日≥満期日、現在価値≤0、償還価額≤0、基準<0または>4
Solution: 日付順序と数値の正しさを確認し、基準を0-4の範囲に設定。
#VALUE!
Cause: 無効な日付シリアル値
Solution: DATE関数を使用して正しい日付を指定。
予期しない結果
Cause: 基準日数計算の違いによる
Solution: 用途に合った基準を選択(例:米国債は基準1)
注記
- 受渡日は発行日以降の日付
- 満期返済額は通常額面100
- 日付は必ずDATE関数等でシリアル値として指定
- 関数計算式:割引率 = (償還-価格)/価格 × (1年日数/期間日数)
- PRICEDISC関数と組み合わせて使用可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+