DB関数

Excel 2007+

概要

定率法(固定減価償却法)を使用して、指定した期間における資産の減価償却費を計算します。複雑な償却スケジュールの管理に最適です。

構文

DB(取得価額, 残存価額, 耐用年数, 期間, [月])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
取得価額 Number はい 資産購入時の価格を指定します
残存価額 Number はい 耐用年数終了時の資産価値(救済価額)
耐用年数 Number はい 資産の使用可能年数
期間 Number はい 減価償却を計算する対象期間
Number いいえ 購入した年度の月数(省略時は12)

DB関数の使用

DB関数は定率法(固定減価償却法)で資産の減価償却費を計算します。償却率は取得価額と残存価額、耐用年数から自動計算され、各期間の未償却残高に適用されます。最初の期と最終期には特別な計算式が使用されます。

DBの一般的な例

基本的な減価償却計算

=DB(1000000, 100000, 6, 1, 7)

100万円の資産を7月購入、1年目の減価償却費を計算(結果:186,083円)

複数年分析

=DB(1000000, 100000, 6, 2, 7)

同じ資産の2年目の減価償却費(結果:259,639円)

最終年度計算

=DB(1000000, 100000, 6, 6, 7)

6年目の減価償却費(結果:55,842円)

よくある質問

DB関数は日本の定率法(直線法への自動切替なし)、DDB関数は二重減価償却法を使用します。

12ヶ月(1月購入)とみなされます。

はい、同じ単位(通常は年単位)で指定する必要があります。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: 耐用年数が0以下、または期間が耐用年数より大きい

Solution: 正しい数値を入力し、耐用年数≥期間を確認

#VALUE! エラー

Cause: 引数に無効なデータ型が含まれている

Solution: 数値のみを入力してください

予期しない結果

Cause: "月"パラメータが1-12の範囲外

Solution: 1から12までの値を指定

注記

  • 償却率 = 1 - ((残存価額/取得価額)^(1/耐用年数)) で自動計算
  • 最初の期:取得価額×償却率×月/12
  • 最終期:特別計算式が適用されます
  • 日本の税務会計でよく使用される方法
  • VDB関数と組み合わせて詳細分析可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+