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CUMIPMT関数
概要
指定した期間におけるローンの累積利息支払額を計算します。開始期から終了期までの利息総額を正確に求め、ローン返済計画の分析に最適です。
構文
CUMIPMT(利率, 期間内支払回数, 現在価値, 開始期, 終了期, 型)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 利率 | 数値 |
はい | 貸付期間を通じた一定の利率(月次なら年利/12) |
| 期間内支払回数 | 数値 |
はい | 貸付期間全体の総支払回数(年次なら年数、月次なら年数×12) |
| 現在価値 | 数値 |
はい | 現在の貸付額(将来の支払いを現在価値換算した金額) |
| 開始期 | 数値 |
はい | 計算開始の期番号(1から開始) |
| 終了期 | 数値 |
はい | 計算終了の期番号(開始期以上) |
| 型 | 数値 |
はい | 0=期末支払い、1=期首支払い |
CUMIPMT関数の使用
CUMIPMT関数はローンの特定期間における累積利息を計算します。利率と期間の時間単位を一致させ、開始期から終了期までの利息総額を求めることで、返済計画の詳細分析が可能になります。月次返済では年利を12で割るなどの単位調整が重要です。
CUMIPMTの一般的な例
2年目の月次利息合計
=CUMIPMT(A2/12,A3*12,A4,13,24,0)
年利9%、30年125,000のローンで、13〜24ヶ月(2年目)の累積利息を計算。結果:-11,135.23。月次計算のため年利を12で割っています。
初月利息計算
=CUMIPMT(A2/12,A3*12,A4,1,1,0)
同じローンで初月の利息のみを計算。結果:-937.5。単一期間でも使用可能。
よくある質問
月次返済なら利率=年利/12、期間=年数×12。年次なら利率=年利、期間=年数で一致させてください。
1から始まる期番号で指定。開始期≤終了期でなければなりません。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー(利率関連)
Cause: 利率≤0、期間≤0、現在価値≤0の場合
Solution: すべての金額・期間を正の値で入力
#NUM!エラー(期間指定)
Cause: 開始期<1、終了期<1、または開始期>終了期
Solution: 開始期≥1、終了期≥開始期を確認
#NUM!エラー(型引数)
Cause: 型に0または1以外の値を指定
Solution: 型は0(期末)または1(期首)のみ
注記
- 時間単位の一致が計算精度の鍵
- 負の結果は利息の支払いを表す(支出)
- Excel Onlineでは数値形式を「標準」に設定推奨
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+