XOR 関数

Excel 2013+

概要

XOR関数は複数の論理条件のうち奇数個がTRUEの場合にTRUEを、偶数個または0個がTRUEの場合にFALSEを返す論理排他OR演算を行います。従来のAND/OR演算子では実現できない奇数判定が可能です。

構文

XOR(論理式1, [論理式2], …)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
論理式1 Logical はい 最初の必須論理条件。数式、配列、参照が使用可能。
論理式2,… Logical いいえ 追加の論理条件。合計254個まで指定可能

XOR関数の使用

XOR関数は奇数個の条件が満たされた場合にのみTRUEを返すため、「ちょうど1つだけ条件が一致」「3つ中奇数個が一致」などの特殊な論理判定に最適です。複数条件の奇数判定を一度に実行できます。

XORの一般的な例

基本的なXOR使用例

=XOR(3>0,2<9)

両方TRUE(偶数)なのでFALSEを返す。

奇数判定の応用

=XOR(A1>100,B1>100,C1>100)

3つの条件のうち奇数個(1個または3個)がTRUEの場合にTRUE。ちょうど1つのみ、またはすべて満たす場合に結果を返す。

配列を使用した範囲判定

=XOR(B2:B4>100)

B2:B4の範囲内で100超えが奇数個の場合にTRUEを返す配列数式。

よくある質問

通常のORは1つでもTRUEならTRUEを返すが、XORはTRUEの個数が奇数(1,3,5…)の場合のみTRUEを返す。偶数個(2,4…)の場合はFALSE。

文字列や空白セルは無視され、論理値がない場合は#VALUE!エラーが発生します。

一般的なエラーと解決策

#VALUE!エラー

Cause: 論理値が含まれる範囲に論理値が全く存在しない

Solution: 範囲内に少なくとも1つのTRUE/FALSEを含むか、数式で論理値を返すように修正

予期しないFALSE結果

Cause: TRUE条件が偶数個発生している

Solution: 条件数を確認し、期待する結果(奇数個のTRUE)に合うか検証

注記

  • TRUEの数が奇数→TRUE、偶数→FALSE
  • 配列数式ではCtrl+Shift+Enter(旧方式)または自然入力(新方式)
  • 空白・文字列は自動無視
  • Excel 2013以降専用関数

互換性

利用可能: Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2010以前

コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2013+