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XOR 関数
概要
XOR関数は複数の論理条件のうち奇数個がTRUEの場合にTRUEを、偶数個または0個がTRUEの場合にFALSEを返す論理排他OR演算を行います。従来のAND/OR演算子では実現できない奇数判定が可能です。
構文
XOR(論理式1, [論理式2], …)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 論理式1 | Logical |
はい | 最初の必須論理条件。数式、配列、参照が使用可能。 |
| 論理式2,… | Logical |
いいえ | 追加の論理条件。合計254個まで指定可能 |
XOR関数の使用
XOR関数は奇数個の条件が満たされた場合にのみTRUEを返すため、「ちょうど1つだけ条件が一致」「3つ中奇数個が一致」などの特殊な論理判定に最適です。複数条件の奇数判定を一度に実行できます。
XORの一般的な例
基本的なXOR使用例
=XOR(3>0,2<9)
両方TRUE(偶数)なのでFALSEを返す。
奇数判定の応用
=XOR(A1>100,B1>100,C1>100)
3つの条件のうち奇数個(1個または3個)がTRUEの場合にTRUE。ちょうど1つのみ、またはすべて満たす場合に結果を返す。
配列を使用した範囲判定
=XOR(B2:B4>100)
B2:B4の範囲内で100超えが奇数個の場合にTRUEを返す配列数式。
よくある質問
通常のORは1つでもTRUEならTRUEを返すが、XORはTRUEの個数が奇数(1,3,5…)の場合のみTRUEを返す。偶数個(2,4…)の場合はFALSE。
文字列や空白セルは無視され、論理値がない場合は#VALUE!エラーが発生します。
一般的なエラーと解決策
#VALUE!エラー
Cause: 論理値が含まれる範囲に論理値が全く存在しない
Solution: 範囲内に少なくとも1つのTRUE/FALSEを含むか、数式で論理値を返すように修正
予期しないFALSE結果
Cause: TRUE条件が偶数個発生している
Solution: 条件数を確認し、期待する結果(奇数個のTRUE)に合うか検証
注記
- TRUEの数が奇数→TRUE、偶数→FALSE
- 配列数式ではCtrl+Shift+Enter(旧方式)または自然入力(新方式)
- 空白・文字列は自動無視
- Excel 2013以降専用関数
互換性
利用可能: Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2010以前
コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2013+