OR関数

Excel 2007+

概要

OR関数は複数の論理条件のうち1つでもTRUEの場合にTRUEを返す論理関数です。複数の条件を同時にチェックし、いずれかが満たされていればTRUEを返します。IF関数などと組み合わせることで柔軟な条件分岐を実現します。

構文

OR(論理式1,[論理式2],... )

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
論理式1 論理式 はい 必須。TRUE/FALSEに評価される1つ目の条件。セル参照、数式、または直接の論理値。
論理式2,... 論理式 いいえ 省略可能。最大255個までの追加条件。配列や範囲指定も可能。

OR関数の使用

OR関数は複数の条件のうち1つでも満たせばTRUEを返すため、条件分岐の柔軟性を大幅に向上させます。IF関数やSUMIF関数などと組み合わせることで、複雑なビジネスルールを簡潔に表現できます。

ORの一般的な例

基本的な範囲チェック

=OR(A2>100,A2<0)

A2の値が100超えまたは0未満の場合にTRUEを返す。正常範囲外を検知。

IF関数との組み合わせ

=IF(OR(B2>=10000,C2>=500),B2*0.1,0)

売上目標(B2)または件数目標(C2)を達成したら手数料10%を計算。

配列を使用した検索

=OR(A1:A10="完了")

A1:A10の範囲内に「完了」が存在するかチェック。配列数式として入力。

よくある質問

文字列や空白セルは無視され、論理値がない場合は#VALUE!エラーが発生します。

Ctrl+Shift+Enterで入力。範囲内にTRUEが存在するかチェックできます。

最大255個の論理条件を指定できます。

一般的なエラーと解決策

#VALUE!エラー

Cause: 論理値が含まれない範囲を指定

Solution: 論理値を含むセルまたは数式のみを指定してください。

FALSEしか返さない

Cause: すべての条件がFALSE

Solution: 各条件式を個別にテストして正しく動作するか確認してください。

注記

  • 文字列・空白セルは自動的に無視されます
  • 配列数式入力時はCtrl+Shift+Enterが必要です
  • ネストされたIF文を大幅に簡略化できます
  • データ検証の条件式としても使用可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Excel 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+