クイックナビゲーション
OR関数
概要
OR関数は複数の論理条件のうち1つでもTRUEの場合にTRUEを返す論理関数です。複数の条件を同時にチェックし、いずれかが満たされていればTRUEを返します。IF関数などと組み合わせることで柔軟な条件分岐を実現します。
構文
OR(論理式1,[論理式2],... )
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 論理式1 | 論理式 |
はい | 必須。TRUE/FALSEに評価される1つ目の条件。セル参照、数式、または直接の論理値。 |
| 論理式2,... | 論理式 |
いいえ | 省略可能。最大255個までの追加条件。配列や範囲指定も可能。 |
OR関数の使用
OR関数は複数の条件のうち1つでも満たせばTRUEを返すため、条件分岐の柔軟性を大幅に向上させます。IF関数やSUMIF関数などと組み合わせることで、複雑なビジネスルールを簡潔に表現できます。
ORの一般的な例
基本的な範囲チェック
=OR(A2>100,A2<0)
A2の値が100超えまたは0未満の場合にTRUEを返す。正常範囲外を検知。
IF関数との組み合わせ
=IF(OR(B2>=10000,C2>=500),B2*0.1,0)
売上目標(B2)または件数目標(C2)を達成したら手数料10%を計算。
配列を使用した検索
=OR(A1:A10="完了")
A1:A10の範囲内に「完了」が存在するかチェック。配列数式として入力。
よくある質問
文字列や空白セルは無視され、論理値がない場合は#VALUE!エラーが発生します。
Ctrl+Shift+Enterで入力。範囲内にTRUEが存在するかチェックできます。
最大255個の論理条件を指定できます。
一般的なエラーと解決策
#VALUE!エラー
Cause: 論理値が含まれない範囲を指定
Solution: 論理値を含むセルまたは数式のみを指定してください。
FALSEしか返さない
Cause: すべての条件がFALSE
Solution: 各条件式を個別にテストして正しく動作するか確認してください。
注記
- 文字列・空白セルは自動的に無視されます
- 配列数式入力時はCtrl+Shift+Enterが必要です
- ネストされたIF文を大幅に簡略化できます
- データ検証の条件式としても使用可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Excel 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+