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T.DIST.RT関数
概要
T.DIST.RT関数は、スチューデントのt分布の右側尾部の確率値を返します。少数のサンプルデータから仮説検定を行う際に活用され、伝統的なt分布表の代わりとして使用可能です。
構文
T.DIST.RT(x,自由度)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| x | Number |
はい | t分布の計算対象となる数値です。 |
| 自由度 | Integer |
はい | 分布の形状を決定する自由度の整数値です(1以上) |
T.DIST.RT関数の使用
統計分析でt検定の片側検定結果を得る際に使用します。実験データやアンケート結果の有意性検証に適しており、数値入力のみで即座にp値を算出できます。
T.DIST.RTの一般的な例
基本的な右側t分布計算
=T.DIST.RT(1.96,60)
自由度60でのt値1.96の右側確率(約0.027)を計算。片側5%水準の臨界値を判定。
実験データの有意性検証
=T.DIST.RT(A2,A3)
セルA2にt統計量、A3に自由度を入力し、右側p値を計算(サンプル結果:0.027322)
よくある質問
右側片側検定が必要なt検定で使用します。帰無仮説が片側に偏る場合に適しています。
T.DIST.RTは右側のみ、T.DIST.2Tは両側確率を計算します。検定の種類に応じて選択してください。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 自由度が1未満の値
Solution: 自由度引数に1以上の整数を指定してください
#VALUE! エラー
Cause: 数値以外の引数
Solution: xと自由度の両方に数値のみを入力してください
注記
- Excel 2010以降の機能です
- 自由度は標本サイズから計算(n-1)
- 右側尾部のみの確率値を返します
- 大規模標本では正規分布に近似
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+