STDEVPA関数

Excel 2007+

概要

STDEVPA関数は、文字列や論理値を数値として扱い、母集団全体の標準偏差を計算します。データが平均値からどれだけばらついているかを測定する統計関数です。

構文

STDEVPA(値1, [値2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
値1 Any はい 母集団の最初のデータ点。数値、文字列(数値表現)、論理値、範囲参照を指定可能。
[値2], ... Any いいえ 追加のデータ点。配列やセル範囲も使用可能(最大255個)

STDEVPA関数の使用

STDEVPAは、データセット全体を母集団として標準偏差を求める際に使用します。テストスコア、製造データ、売上分布など、完全なデータセットのばらつきを分析するのに最適です。

STDEVPAの一般的な例

基本的な母集団標準偏差

=STDEVPA(A3:A12)

10個の部品強度データを母集団として標準偏差を計算(結果:26.05)

論理値を含むデータ

=STDEVPA(10, TRUE, "15", 20, FALSE)

TRUE=1、FALSE=0、文字列"15"=15として計算。文字列や論理値を自動処理。

複数範囲指定

=STDEVPA(B2:B10, D2:D5)

2つの異なる範囲を結合して母集団標準偏差を計算。

よくある質問

STDEVPAは母集団全体(n法)、STDEVAは標本(n-1法)として計算します。小さなデータセットでは結果が異なります。

数値として解釈可能な文字列(例:"123")は数値に変換されます。数値でない文字列は0として扱われます。

#VALUE!エラーが返されます。IFERROR関数と組み合わせることを推奨します。

一般的なエラーと解決策

#VALUE!エラー

Cause: 引数に数値変換不可能なデータやエラー値が含まれる

Solution: データを確認し、数値形式に修正するかIFERRORで処理

#DIV/0!エラー

Cause: すべての引数が無効な値のみの場合

Solution: 有効な数値データを少なくとも1つ含めてください

注記

  • n法(母集団標準偏差)を使用
  • TRUE→1、FALSE→0、数値文字列→数値として処理
  • 空白セルは無視されます
  • Excel 2007以降で利用可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+