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STDEV.S関数
概要
STDEV.S関数は、指定された数値データを標本として扱い、その標本標準偏差を計算します。データが平均値からどれだけ散らばっているかを数値で示す統計関数です。
構文
STDEV.S(数値1,[数値2],...)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値1 | Number |
はい | 必ず指定。標本に対応する最初の数値、配列、またはセル範囲。 |
| 数値2,... | Number |
いいえ | 省略可能。追加の数値(最大254個)。 |
STDEV.S関数の使用
STDEV.Sは統計分析で標本データのばらつきを測定します。n-1で割る標本標準偏差を使用するため、小規模データセットでの推定に適しています。母集団全体の場合はSTDEV.P関数を使用してください。
STDEV.Sの一般的な例
基本的な使用例
=STDEV.S(A2:A11)
A2からA11までの強度データの標本標準偏差を計算(結果:約27.46)。
複数値指定
=STDEV.S(1345,1301,1368,1322,1310)
個別値を直接指定して標準偏差を求める。
配列関数使用
=STDEV.S(B1:B10)
連続したセル範囲から標本標準偏差を自動計算。
よくある質問
STDEV.Sは標本(n-1法)、STDEV.Pは母集団(n法)で計算。標本データにはSTDEV.Sを使用。
数値以外のデータ(論理値、文字列、空セル)は自動的に無視されます。
最大254個の数値引数、または同等の配列・範囲を指定可能。
一般的なエラーと解決策
#DIV/0! エラー
Cause: 数値が1つしかない場合
Solution: 少なくとも2つの数値データを指定してください。
#VALUE! エラー
Cause: 数値に変換できないデータを含む
Solution: 数値データのみを使用するか、STDEVA関数を検討。
注記
- Excel 2007以降で使用可能
- n-1で割る標本標準偏差(ベッセル補正)
- 空白セル・エラー値は自動スキップ
- 数値文字列は計算対象外(STDEVAで対応)
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+