PERCENTRANK.INC 関数

Excel 2010+

概要

PERCENTRANK.INC 関数は、指定したデータ配列内での値の相対的な位置を百分率(0~1の範囲、両端を含む)で計算します。データの分布における値の立ち位置を評価するのに最適です。テスト成績や売上データなどで特定の値の順位をパーセンテージで把握できます。

構文

PERCENTRANK.INC(配列,x,[有効桁数])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
配列 Range/Array はい 相対位置を判定する数値データを含む配列またはセル範囲。
x Number はい ランク付け対象の値を指定。
有効桁数 Number いいえ 百分率結果の有効桁数(省略時は小数点以下3桁)。

PERCENTRANK.INC関数の使用

PERCENTRANK.INC関数は、データセット内で特定の値がどの程度の位置にあるかを百分率で示します。統計分析や成績評価、パフォーマンス比較などで活用され、データの相対的な強弱を視覚的に理解できます。配列に存在しない値でも適切な補間により正確な順位を算出します。

PERCENTRANK.INCの一般的な例

基本的な順位計算

=PERCENTRANK.INC(A2:A11,2)

範囲A2:A11内で値「2」の順位を計算(結果:0.333)。2より小さい値が3つ、大きい値が6つあるため3/(3+6)=0.333。

中間値の補間

=PERCENTRANK.INC(A2:A11,5)

配列にない値「5」の順位を計算(結果:0.583)。4と8の間の位置を補間計算。

上位値の順位

=PERCENTRANK.INC(A2:A11,8)

範囲内で値「8」の順位を表示(結果:0.666)。

有効桁数指定

=PERCENTRANK.INC(A2:A11,4,4)

値「4」の順位を小数点以下4桁で表示。

よくある質問

エラー値 #NUM! が返されます。配列には最低1つ以上の数値が必要です。

PERCENTRANK.INCは0と1を含む(包含)、PERCENTRANK.EXCは0と1を含まない(除外)で計算します。

はい、補間計算により配列外の値でも適切な百分率を返します。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: 配列が空、または有効桁数が1未満の場合

Solution: 配列に数値を入力し、有効桁数を1以上で指定してください。

#VALUE! エラー

Cause: 配列またはxに数値以外のデータが含まれている

Solution: 数値データのみを含む範囲を指定してください。

不正確な結果

Cause: 配列に重複値が多い場合

Solution: データの前処理を行い、重複を考慮した分析を検討してください。

注記

  • 戻り値は常に0~1の範囲(包含)
  • 配列の並び順は影響しません
  • テキストや論理値は無視されます
  • Excel 2010以降でのみ利用可能

互換性

利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2007以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+