MINA 関数

Excel 2007+

概要

MINA 関数は、指定された引数リストから最小値を求めます。論理値(TRUE/FALSE)や数値に見える文字列も数値として評価するため、MIN 関数よりも柔軟な最小値計算が可能です。

構文

MINA(値1, [値2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
値1 Any はい 最初の評価対象値。数値、論理値、数値範囲、数値文字列を指定可能
[値2], ... Any いいえ 追加の評価対象値。最大255個まで指定可能

MINA関数の使用

データ内に論理値や数値文字列が混在する場合に最適です。MIN関数とは異なり、TRUE/FALSEや数値に見える文字列を数値変換して最小値を求めます。データ検証やクリーンアップ前の生データ処理に有効です。

MINAの一般的な例

基本的な範囲指定例

=MINA(A2:A6)

A2:A6範囲の最小値。FALSE(0)が最小値として返される。

論理値混在例

=MINA(0.3, TRUE, FALSE, "0.1")

TRUE=1、FALSE=0、"0.1"=0.1として評価され、最小値0を返す。

複数引数指定

=MINA(B1:B10, C5)

B1:B10範囲とC5セルの最小値を求める。

よくある質問

MINは論理値・文字列を無視しますが、MINAはTRUE=1、FALSE=0、数値文字列を数値として評価します。

空白セルと文字列(数値でない)は無視され、計算対象外となります。

エラー値(#N/A, #VALUE!等)が含まれると、MINA全体がエラーになります。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: 数値に変換できない文字列や無効なデータ型が含まれる

Solution: データを確認し、数値・論理値のみを指定する

#N/A エラー

Cause: 参照範囲に#N/Aエラーが含まれる

Solution: IFERROR関数と組み合わせるか、エラーセルを除外する

注記

  • 空白セルは無視されます
  • 数値でない文字列は無視されます
  • 配列定数でも使用可能
  • Excel 2007以降で利用可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+