GROWTH関数

Excel 2007+

概要

GROWTH関数は、既存のデータから指数関数的な成長パターンを分析し、新しいx値に対する予測y値を計算します。売上予測、人口増加、生物学的成長など、指数的増加を示すデータに最適です。

構文

GROWTH(既知の_y, [既知の_x], [新しい_x], [定数])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
既知の_y 配列 はい 指数成長の既知y値。負値・0値でエラー。
既知の_x 配列 いいえ 既知x値。複数変数対応。省略可。
新しい_x 配列 いいえ 予測用x値。既知_xと列数・行数を合わせる。
定数 論理値 いいえ b定数の計算有無を指定。

GROWTH関数の使用

GROWTHは指数関数y=b×m^xを既知データにフィットさせ、将来予測を計算。マーケティング成長率、投資収益予測、科学的実験データ分析に活用。配列数式として入力し、成長曲線を視覚化。

GROWTHの一般的な例

基本的な月次売上予測

=GROWTH(B2:B7,A2:A7)

既知の月(A列)と売上(B列)から、次の月の売上を予測。配列数式で入力。

将来複数月の予測

=GROWTH(B2:B7,A2:A7,A9:A10)

既知データから17・18ヶ月の売上を予測。新しいx値(A9:A10)を指定。

定数bを固定した予測

=GROWTH(B2:B7,A2:A7,,FALSE)

b=1として成長率のみを計算。特定の成長モデルに使用。

よくある質問

GROWTHは指数関数(y=b*m^x)、TRENDは線形関数(y=mx+b)を使用。成長率分析にはGROWTHが適します。

#NUM!エラーが発生します。指数関数は正の値のみ有効です。

予測範囲を選択→F2→Ctrl+Shift+Enterで配列数式として確定。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 既知の_yに0または負の値がある

Solution: y値を全て正の数に修正

#VALUE!エラー

Cause: 配列の次元が一致しない

Solution: 既知_xと新しい_xの行数・列数を確認

結果が単一セルに表示

Cause: 配列数式として入力されていない

Solution: 予測範囲選択後Ctrl+Shift+Enter

注記

  • y=b*m^xの指数モデルを前提
  • 既知_yが列形式→既知_xは複数列変数
  • 既知_yが行形式→既知_xは複数行変数
  • 配列定数はカンマ(行内),セミコロン(行間)で入力
  • Excel 2007+で利用可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+