GEOMEAN 関数

Excel 2007+

概要

正の数から成るデータの配列または範囲の相乗平均(幾何平均)を返します。変動する利率の複利計算で平均成長率を求めるのに特に有用です。

構文

GEOMEAN(数値1, [数値2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値1 Number はい 最初の正の数値、配列、またはセル範囲。必須引数。
[数値2], ... Number いいえ 追加の正の数値。最大255個まで指定可能。

GEOMEAN関数の使用

GEOMEAN関数は、算術平均では過大評価されがちな成長率や利率の真の平均値を求めるために使用します。投資収益率、人口増加率、生物学的成長率などの計算に最適です。

GEOMEANの一般的な例

基本的な相乗平均

=GEOMEAN(A2:A8)

A2:A8の7つの数値(4,5,8,7,11,4,3)の相乗平均を計算。結果:5.476987。

成長率の平均

=GEOMEAN(1.10,1.15,0.95,1.20)

4期間の成長率(10%,15%,-5%,20%)の相乗平均を計算。

範囲指定

=GEOMEAN(B1:B10)

B1からB10までの範囲の相乗平均を計算。

よくある質問

AVERAGEは算術平均(足して割る)、GEOMEANは相乗平均(掛けて根号)です。成長率計算ではGEOMEANを使用します。

#NUM!エラーが発生します。正の数値のみ使用してください。

はい、空白セル、文字列、論理値は無視され、数値のみ計算対象となります。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 引数に0以下の数値が含まれている

Solution: 全ての数値を正の値に修正してください。

#VALUE!エラー

Cause: 数値に変換できない文字列やエラー値を含む

Solution: 数値のみを指定し、エラーセルを除外してください。

#DIV/0!エラー

Cause: 全ての値が0の場合

Solution: 正の数値のみを使用してください。

注記

  • 最大255個の引数に対応
  • 論理値や数値文字列も計算対象
  • 配列定数 {1,2,3} の形式も使用可能
  • 金融モデルの成長率計算に最適

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+