FISHERINV 関数

Excel 2007+

概要

FISHERINV関数はフィッシャー変換の逆関数を計算します。相関係数の分布を正規分布に近づけるために使用され、統計分析で相関データの変換に活用されます。FISHER関数で変換した値を元の相関係数に戻す機能を提供します。

構文

FISHERINV(y)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
y Numeric はい 逆変換対象の値。数値でなければなりません

FISHERINV関数の使用

FISHERINV関数は統計解析で相関係数の分布を正規分布に近づける際に重要です。相関分析の精度を向上させ、仮説検定や信頼区間の計算を正確に行うために使用します。

FISHERINVの一般的な例

基本的な逆変換例

=FISHERINV(0.972955)

FISHER関数で変換された値0.972955を元の相関係数0.75に戻します。

セル参照を使用した例

=FISHERINV(A1)

セルA1に格納されたFISHER変換値を逆変換します。

よくある質問

FISHERは相関係数をフィッシャー変換値に変換し、FISHERINVはその逆変換を行います。両者を組み合わせることで双方向変換が可能です。

数値のみ入力可能です。テキストや空白の場合は#VALUE!エラーが発生します。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: y引数に数値以外の値が指定されている

Solution: 数値または数値を含むセルを指定してください

#NUM! エラー

Cause: 入力値がフィッシャー変換の有効範囲外

Solution: FISHER関数で生成された有効な値を入力してください

注記

  • FISHERINV(y)はFISHER(x)=yの逆変換でxを求めます
  • 主に相関係数rの範囲(-1から1)の値を正規分布に変換
  • 統計ソフトや学術研究で頻繁に使用
  • 配列形式には対応していません

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+