CHISQ.DIST関数

Excel 2010+

概要

CHISQ.DIST関数はカイ二乗分布の値を返します。標本データの割合分析や統計検定に使用され、累積分布関数または確率密度関数のどちらかを計算できます。

構文

CHISQ.DIST(x,自由度,累積)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
x 数値 はい 分布の評価値。負の値は#NUM!エラー
自由度 数値 はい 自由度。小数点以下切り捨て。範囲外で#NUM!エラー
累積 論理値 はい TRUE=累積分布関数、FALSE=確率密度関数

CHISQ.DIST関数の使用

CHISQ.DISTは統計分析でカイ二乗分布に基づく確率を計算します。適合度検定、独立性検定、分散分析などで活用され、累積分布と確率密度の両方に対応しています。

CHISQ.DISTの一般的な例

累積分布の計算

=CHISQ.DIST(0.5,1,TRUE)

自由度1でx=0.5の累積分布値を計算。結果:0.52049988

確率密度の計算

=CHISQ.DIST(2,3,FALSE)

自由度3でx=2の確率密度値を計算。結果:0.20755375

よくある質問

TRUEを指定すると累積分布関数(左側面積)、FALSEを指定すると確率密度関数(特定の点の密度)が計算されます。

1から10^10までの整数。範囲外や負数は#NUM!エラーが発生します。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: xが負の値、または自由度が1未満/10^10超

Solution: x≥0、1≤自由度≤10^10を確認

#VALUE!エラー

Cause: 引数に数値以外が指定

Solution: すべての引数を数値または論理値で指定

注記

  • Excel 2010以降で利用可能
  • CHISQ.DIST.RT関数と組み合わせて両側検定が可能
  • 自由度の小数点以下は自動切り捨て
  • 大規模データ分析に最適

互換性

利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2007以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+