AVEDEV 関数

Excel 2007+

概要

AVEDEV 関数は、データセット内の各データポイントと平均値との絶対偏差の平均値を計算します。データのばらつき具合を測定するための統計関数です。

構文

AVEDEV(数値1, [数値2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値1 Number はい 最初の数値引数(必須)
数値2, ... Number いいえ 追加の数値引数(最大255個)

AVEDEV関数の使用

AVEDEV関数は、データセットのばらつきを平均絶対偏差として測定します。標準偏差とは異なり、絶対値を使用するため計算がシンプルで、データの安定性を評価する際に有用です。品質管理や成績分析などで活用されます。

AVEDEVの一般的な例

基本的な使用例

=AVEDEV(A2:A8)

A2からA8のセル範囲にある数値(4,5,6,7,5,4,3)の平均絶対偏差を計算。結果:1.020408。

個別数値指定

=AVEDEV(10,12,15,13,11)

指定した5つの数値の平均絶対偏差を計算します。

よくある質問

AVEDEVは絶対偏差の平均(L1ノルム)、STDEVは二乗偏差の平方根(L2ノルム)を使用します。AVEDEVは外れ値の影響を受けにくいです。

はい、文字列、論理値、空白セルは無視されますが、0を含むセルは計算対象となります。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: 引数に数値以外のデータ型が含まれている

Solution: 数値のみを指定するか、数値変換関数を使用してください。

#DIV/0! エラー

Cause: すべての引数が無効な値の場合

Solution: 少なくとも1つの有効な数値を指定してください。

注記

  • 計算式:|xi - x̄| の平均値
  • 入力データの単位に依存するため、単位統一が重要
  • 論理値や数値文字列は計算対象、数値0を含むセルも計算対象

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+