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TRIMRANGE関数
概要
TRIMRANGE関数は、指定された範囲または配列の外周から空の行と列を自動的に除外します。データ領域を効率的にトリミングし、無駄な空白部分を排除して計算を最適化します。Excel 365の新機能です。
構文
TRIMRANGE(range,[trim_rows],[trim_cols])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| range | Range |
はい | トリミング対象の範囲または配列を指定します |
| trim_rows | Number |
いいえ | 行のトリミング指定(0:なし、1:先頭、2:末尾、3:両端) |
| trim_cols | Number |
いいえ | 列のトリミング指定(0:なし、1:先頭、2:末尾、3:両端) |
TRIMRANGE関数の使用
TRIMRANGEは、データ範囲の周囲に余分な空白行・列がある場合に有効です。VLOOKUPやSUMPRODUCTなどの関数で範囲指定時に使用すると、正確なデータ領域のみを対象に処理できます。Trim Ref記法(.:. など)を使えばさらに簡潔に記述可能です。
TRIMRANGEの一般的な例
基本的な範囲トリミング
=TRIMRANGE(A1:E20)
A1:E20範囲の全周囲(上下左右)の空行・空列を自動除去します。
行のみトリミング
=TRIMRANGE(A1:Z100,3,0)
上下の空行のみを除去し、列は保持します。
Trim Ref記法
=SUM(A1.:.E100)
A1:E100の全周囲空部分をトリミングして合計を計算します。
よくある質問
TRIMRANGEは範囲の外周から実際にデータが存在する部分までを自動検出し、その範囲のみを返します。固定範囲指定より柔軟です。
両方とも3(先頭と末尾の両方をトリミング)がデフォルトです。
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: range引数に範囲または配列以外を指定
Solution: 正しい範囲参照または配列を指定してください
予期しない結果
Cause: 内部に空行・空列がある場合
Solution: TRIMRANGEは外周のみをトリミングします。内部の空部分はそのままです
注記
- Excel 365以降でのみ使用可能
- 動的配列に対応
- Trim Ref記法(.: , :. , .:.)で同等機能を実現可能
- VLOOKUP、INDEX、SUMPRODUCTとの相性が抜群
互換性
利用可能: Excel 365
利用不可: Excel 2021以前, Excel 2019, Excel 2016, Excel 2013, Excel 2010, Excel 2007, Excel 2003
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 365+