RTD 関数

Excel 2007+

概要

RTD 関数は、COM オートメーション対応のプログラムからリアルタイムデータを取得します。外部アプリケーションやアドインから動的に更新されるデータを Excel セルに表示できる高度な機能です。

構文

RTD(プログラムID, サーバー, トピック1, [トピック2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
プログラムID String はい ローカルコンピューターに登録された COM アドインのプログラムID名。単一引用符で囲みます。
サーバー String はい アドイン実行サーバー名。ローカル時は空白、二重引用符、または VBANullString を使用。
トピック Any はい リアルタイムデータを指定するトピック(1〜253個)

RTD関数の使用

RTD 関数は金融データや株価情報などのリアルタイム更新が必要な場面で使用します。COM アドインを作成・登録することで、外部データソースからの動的データを Excel に表示できます。

RTDの一般的な例

基本的な RTD 関数

=RTD("mycomaddin.progid",,"Server_name","Price")

指定サーバーの COM アドインから Price トピックのリアルタイムデータを取得します。

よくある質問

RTD COM アドインがローカルコンピューターに作成・登録されていない場合に発生します。リアルタイムデータサーバーのインストールも必要です。

空白のまま、または二重引用符 "" を使用します。VBA 内では VBANullString プロパティも使用可能です。

一般的なエラーと解決策

#N/A エラー

Cause: RTD COM アドインが登録されていない

Solution: COM オートメーション アドインを作成し、ローカルコンピューターに登録してください。

サーバー接続エラー

Cause: サーバー名が正しくない

Solution: サーバー名を確認し、引用符で正しく囲んでください。

注記

  • Excel 自動計算モードで使用すると、サーバー更新に応じて数式結果が継続的に変化します。
  • RTD アドインは事前に作成・登録が必須です。
  • VBA 内での使用時はサーバー引数に特別な注意が必要です。

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003 以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+