GETPIVOTDATA関数

Excel 2007+

概要

GETPIVOTDATA関数はピボットテーブルから特定のデータを正確に抽出する強力な関数です。ピボットテーブルの構造に関係なく、指定したフィールドと項目の組み合わせに対応する値を返します。レポート作成やデータ分析でピボットテーブルデータを活用する際に必須の関数です。

構文

GETPIVOTDATA(データフィールド, ピボットテーブル, [フィールド1, 項目1, フィールド2, 項目2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
データフィールド String はい ピボットテーブルから取得するデータフィールドの名前。引用符で囲む必要があります。
ピボットテーブル Reference はい ピボットテーブルを含むセル、範囲、または名前付き範囲を指定。
field1/item1 Pair いいえ フィールド名と項目名のペア。任意で最大126個指定可能。

GETPIVOTDATA関数の使用

GETPIVOTDATAはピボットテーブルから動的にデータを取得するために使用します。通常のセル参照と異なり、ピボットテーブルのレイアウト変更やフィルタリングがあっても正しいデータを返します。ダッシュボード作成や定型レポートで特に有効です。

GETPIVOTDATAの一般的な例

基本的な売上データ取得

=GETPIVOTDATA("売上",A3)

ピボットテーブルA3セルから合計売上データを取得。

特定項目の抽出

=GETPIVOTDATA("売上",A3,"商品","テレビ")

テレビの売上のみを抽出。

複数条件指定

=GETPIVOTDATA("売上",A3,"地域","東京","商品","パソコン")

東京地区のパソコン売上を取得。

よくある質問

Excelのデフォルト設定です。[ピボットテーブルの分析]タブ→[ピボットテーブル]→[オプション]で「GetPivotDataの生成」をオフにできます。

シリアル番号(例:36224)またはDATE(1999,3,5)関数を使用してください。ロケールに依存しない指定が重要です。

一般的なエラーと解決策

#REF!エラー

Cause: 指定したフィールドがピボットテーブルに存在しない、またはフィルターで非表示

Solution: ピボットテーブルのフィールド設定を確認し、必要な項目を表示させてください。

#REF!(ピボットテーブルなし)

Cause: 指定範囲にピボットテーブルが存在しない

Solution: 正しいピボットテーブル範囲を指定してください。

注記

  • ピボットテーブルセルをクリックするだけで数式が自動生成されます。
  • 複数のピボットテーブルがある場合は最新作成のものが優先されます。
  • 集計フィールドや計算項目も使用可能です。
  • OLAPピボットテーブルの場合は[ディメンション].[階層].[レベル]形式で指定。

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+