DOLLAR関数

Excel 2007+

概要

DOLLAR関数は、数値を指定した小数点以下の桁数で丸め、通貨形式のテキスト文字列に変換します。ローカル設定に基づく通貨記号を使用して会計帳票やレポートに適したフォーマットを作成します。

構文

DOLLAR(数値, [桁数])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値 数値 はい 変換する数値または数値式。必ず指定必須です。
桁数 整数 いいえ 小数点以下の表示桁数。省略時は2桁、負数時は整数部丸め。

DOLLAR関数の使用

DOLLAR関数は数値を通貨表示形式のテキストに変換するため、見やすい財務レポートや請求書作成に最適です。通常のセル書式設定とは異なり、テキストとして出力されるため他の計算関数との結合に便利です。

DOLLARの一般的な例

基本的な通貨変換

=DOLLAR(1234.567, 0)

「¥1,235」と表示。小数点以下を0桁で丸め。

小数点2桁指定

=DOLLAR(A1, 2)

セルA1の値を「¥1,234.57」形式で表示。省略時のデフォルト。

負数での整数部丸め

=DOLLAR(123456, -2)

「¥12,000」と表示。百の位で丸め処理。

よくある質問

DOLLARはテキストを返すため計算対象外。セル書式は数値のまま計算可能。レポート出力用にDOLLAR推奨。

自動的に2桁小数で表示されます。一般的な通貨表示に最適です。

Excelの地域設定に従い、¥(日本)、$(米国)、€(ユーロ)などが自動適用されます。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: 数値引数にテキストが指定された

Solution: 数値または数値式のみ使用してください。

予期しない丸め

Cause: 負の桁数指定時の理解不足

Solution: 負数は小数点左側(整数部)を指定桁で丸めます。

注記

  • TEXT関数($#,##0.00形式)と同等の通貨表示が可能
  • SUM関数等ではテキストのため計算対象外
  • 財務諸表、見積書、請求書作成に最適
  • ロケール設定で通貨記号が自動変更

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+