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SUMIFS関数
概要
SUMIFS関数は、複数の条件をすべて満たすセルのみを対象に値を合計する強力な数学関数です。単一条件のSUMIF関数を超えて、複雑なデータ集計を効率的に実現します。Excelのデータ分析で欠かせない関数です。
構文
SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2], ...)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 合計対象範囲 | 範囲 |
はい | 合計対象となる数値の範囲。条件に合致した行のみが合計されます。 |
| 条件範囲1 | 範囲 |
はい | 最初の条件判定を行う範囲。合計対象範囲と同じ行数が必要です。 |
| 条件1 | 条件式 |
はい | 条件範囲1で真偽を判定する条件式。文字列は必ず二重引用符で囲みます。 |
SUMIFS関数の使用
SUMIFSは売上集計、在庫管理、成績分析などで多用されます。複数の条件(地域、期間、担当者など)を組み合わせ、正確な合計を瞬時に算出します。SUMIFからの移行やCOUNTIFSとの併用でデータ分析を強化できます。
SUMIFSの一般的な例
製品・担当者別売上集計
=SUMIFS(A2:A100,B2:B100,"ア*",C2:C100,"田中")
A列(売上)を集計。B列が「ア」で始まる製品かつC列が「田中」の行のみ合計。結果例:25000。
特定期間の地域別売上
=SUMIFS(売上額,地域,"関東",売上日,"2024/1/1",売上日,"<=2024/1/31")
関東地域の1月売上を集計。日付範囲指定で月次レポートを自動作成。
よくある質問
">100"や"<50"のように演算子を含めて文字列で指定します。単純な数値(100)なら完全一致のみ判定されます。
SUMIFは合計範囲が最後、条件が1つだけ。SUMIFSは合計範囲が最初で複数条件対応。引数順序に注意が必要です。
はい、同じ行数・列数である必要があります。サイズが異なる場合はエラーになります。
一般的なエラーと解決策
結果が0になる
Cause: 条件の文字列に二重引用符が抜けている
Solution: テキスト条件は必ず"条件"のように二重引用符で囲んでください。
#VALUE!エラー
Cause: 範囲サイズが一致しない
Solution: 合計対象範囲と全条件範囲が同じサイズになるよう調整してください。
想定外の結果
Cause: 合計範囲にTRUE/FALSE値が含まれる
Solution: 論理値を数値に変換するか、数値のみの範囲を使用してください。
注記
- 最大127組の条件ペア指定可能
- ~?、~*でワイルドカード文字をリテラル検索
- 日付条件はDATE関数併用推奨
- 空セルは条件判定で無視されます
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Excel 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+