SUM関数

Excel 2007+

概要

ExcelのSUM関数は、数値の合計を計算する最も基本的な関数です。セル範囲、個別セル、数値の組み合わせを効率的に加算し、データ集計の基盤となります。テキストは自動的に無視され、数値のみを対象にします。

構文

SUM(数値1,[数値2],... )

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値1 数値/範囲/参照 はい 最初の加算対象。数値(例:10)、セル参照(例:B5)、範囲(例:A1:A20)を指定可能。
数値2以降 数値/範囲/参照 いいえ 追加の加算対象。最大255個まで指定可能。

SUM関数の使用

SUM関数は売上合計、点数集計、在庫計算など日常業務の基本集計に最適です。範囲指定により動的に範囲調整が可能で、データの挿入・削除にも自動対応します。

SUMの一般的な例

基本的な範囲合計

=SUM(A2:A10)

A列2行目から10行目までの数値を合計します。売上データ集計に最適。

複数範囲の合計

=SUM(A2:A10,C2:C10)

A列とC列の指定範囲を同時に合計。月次売上と費用合計などに使用。

個別値と範囲の混合

=SUM(A1,B3:B10,100)

セルA1、範囲B3-B10、数値100を合計。柔軟な集計が可能。

時間データの合計

=SUM(B2:B6)

時間形式のデータを合計(5:36 = 5時間36分)。タスク時間集計に便利。

よくある質問

テキスト値は自動的に無視され、数値のみを合計します。

SUBTOTAL関数を使用するか、Excelテーブルの集計行機能を利用してください。

時間形式(hh:mm)の場合はそのまま合計可能。数値時間の場合は*24で時間単位に変換。

SUMは範囲自動調整・テキスト無視・入力ミス防止で優位性があります。

一般的なエラーと解決策

#VALUE!エラー

Cause: 数値以外のデータを含む手動加算式(=A1+A2)

Solution: SUM関数を使用してテキストを自動無視させる

#REF!エラー

Cause: 参照行・列の削除

Solution: SUM範囲指定(A1:A10)を使用し自動調整を活用

合計が更新されない

Cause: 個別セル指定(=SUM(A1,A2,A3))での行挿入

Solution: 連続範囲指定(=SUM(A1:A3))を使用

注記

  • テキスト・論理値は自動スキップ
  • 最大255引数対応
  • 全Excelバージョン対応(2007+確定)
  • 時間・日付データの合計にも対応
  • 負値も正しく加算
  • AutoSumボタン(Alt+=)で高速入力

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+