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ROUNDUP関数
概要
ROUNDUP関数は、数値を指定された桁数に強制的に切り上げます。ROUND関数とは異なり、四捨五入せず常に切り上げ処理を行います。小数点以下の桁数や整数部分の桁数指定にも対応し、負の数値にも正しく動作します。
構文
ROUNDUP(数値, 桁数)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値 | Number |
はい | 切り上げの対象となる実数値。整数・小数・負数すべて対応。 |
| 桁数 | Integer |
はい | 結果の有効桁数。正の値で小数点以下、負の値で整数部分を制御。 |
ROUNDUP関数の使用
ROUNDUP関数は、正確な切り上げが必要な場面で使用します。売上目標の計算、在庫数量の調整、税金計算などで、四捨五入ではなく常に上方向に丸める場合に最適です。桁数パラメータにより柔軟な制御が可能です。
ROUNDUPの一般的な例
基本的な整数切り上げ
=ROUNDUP(3.2,0)
3.2を最も近い整数に切り上げて4を返します。
小数第3位まで切り上げ
=ROUNDUP(3.14159,3)
3.14159を小数第3位まで切り上げて3.142を返します。
負数の小数第1位切り上げ
=ROUNDUP(-3.14159,1)
負数-3.14159を小数第1位に切り上げて-3.2を返します。
整数部分の百の位切り上げ
=ROUNDUP(31415.92654,-2)
31415.92654を小数点左2桁(百の位)に切り上げて31500を返します。
よくある質問
ROUND関数は四捨五入しますが、ROUNDUP関数は常に切り上げます。同じ3.2を0桁で処理した場合、ROUNDは3、ROUNDUPは4になります。
小数点の左側(整数部分)を指定桁で切り上げます。例えばROUNDUP(1234.5, -2)は1300になります。
はい、負数値でも桁数に応じて正しく切り上げられます。ROUNDUP(-3.14159, 1)は-3.2を返します。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 桁数に無効な値が指定された
Solution: 桁数には数値のみを指定してください。文字列や空白はエラーになります。
#VALUE! エラー
Cause: 数値または桁数が文字列として認識された
Solution: 数値引数を確認し、文字列の場合はVALUE関数で変換してください。
注記
- ROUNDUPは常に切り上げのため、ROUNDよりも結果が大きくなります。
- 桁数=0で最も近い整数に切り上げます。
- Excel 2007以降すべてのバージョンで使用可能。
- 他の丸め関数(ROUND、ROUNDDOWN)と組み合わせて使用すると便利です。
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+