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ROUND関数
概要
ROUND関数は数値を指定した桁数に四捨五入します。小数点以下の桁を指定すれば細かい調整、負の桁数を指定すれば整数部分を10の倍数単位で丸められます。データ分析、レポート作成、財務計算で欠かせない基本関数です。
構文
ROUND(数値, 桁数)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値 | Number |
はい | 四捨五入する対象となる数値。セル参照、数式、定数などが指定可能。 |
| 桁数 | Number |
はい | 四捨五入後の総桁数。正の値で小数点以下、負の値で小数点左側を指定。 |
ROUND関数の使用
ROUND関数は数値データを適切な桁数に調整し、読みやすい表示形式に整えるために使用します。レポート作成時の数値整形、財務データの丸め処理、グラフデータの前処理などで重宝します。桁数引数で柔軟な丸め方が可能です。
ROUNDの一般的な例
基本的な小数点丸め
=ROUND(2.15, 1)
2.15を小数点第1位に四捨五入し、結果は2.2となります。
整数への丸め
=ROUND(21.5, 0)
21.5を最も近い整数に四捨五入し、結果は22となります。
10の倍数への丸め
=ROUND(626.3, -3)
626.3を1000の倍数に四捨五入し、結果は1000となります。
負数の丸め
=ROUND(-1.475, 2)
負数-1.475を小数点第2位に四捨五入し、結果は-1.48となります。
セルの値を使用
=ROUND(A1, 2)
セルA1の値を小数点以下2桁に四捨五入します。
よくある質問
小数点の左側(整数部分)が10の倍数単位で四捨五入されます。例えばROUND(1234, -2)は1200になります。
ROUNDは四捨五入、ROUNDUPは常に切り上げです。同じ条件でも結果が異なる場合があります。
最も近い整数に四捨五入されます。小数部分が0.5未満なら切り捨て、0.5以上なら切り上げとなります。
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: 数値または桁数引数に数値以外の値が指定されている
Solution: 数値引数に数値、セル参照、数式を確認してください。
予期しない丸め結果
Cause: 桁数の符号または大きさが意図と異なる
Solution: 桁数の正負と大きさを確認し、必要に応じて調整してください。
注記
- 銀行家丸め(偶数丸め)が適用される場合があります
- ROUNDはExcel 2007以降の全バージョンで利用可能
- 大量データ処理時は計算速度に影響が少ない
- 他の丸め関数と組み合わせて使用すると効果的
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+