ROUND関数

Excel 2007+

概要

ROUND関数は数値を指定した桁数に四捨五入します。小数点以下の桁を指定すれば細かい調整、負の桁数を指定すれば整数部分を10の倍数単位で丸められます。データ分析、レポート作成、財務計算で欠かせない基本関数です。

構文

ROUND(数値, 桁数)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値 Number はい 四捨五入する対象となる数値。セル参照、数式、定数などが指定可能。
桁数 Number はい 四捨五入後の総桁数。正の値で小数点以下、負の値で小数点左側を指定。

ROUND関数の使用

ROUND関数は数値データを適切な桁数に調整し、読みやすい表示形式に整えるために使用します。レポート作成時の数値整形、財務データの丸め処理、グラフデータの前処理などで重宝します。桁数引数で柔軟な丸め方が可能です。

ROUNDの一般的な例

基本的な小数点丸め

=ROUND(2.15, 1)

2.15を小数点第1位に四捨五入し、結果は2.2となります。

整数への丸め

=ROUND(21.5, 0)

21.5を最も近い整数に四捨五入し、結果は22となります。

10の倍数への丸め

=ROUND(626.3, -3)

626.3を1000の倍数に四捨五入し、結果は1000となります。

負数の丸め

=ROUND(-1.475, 2)

負数-1.475を小数点第2位に四捨五入し、結果は-1.48となります。

セルの値を使用

=ROUND(A1, 2)

セルA1の値を小数点以下2桁に四捨五入します。

よくある質問

小数点の左側(整数部分)が10の倍数単位で四捨五入されます。例えばROUND(1234, -2)は1200になります。

ROUNDは四捨五入、ROUNDUPは常に切り上げです。同じ条件でも結果が異なる場合があります。

最も近い整数に四捨五入されます。小数部分が0.5未満なら切り捨て、0.5以上なら切り上げとなります。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: 数値または桁数引数に数値以外の値が指定されている

Solution: 数値引数に数値、セル参照、数式を確認してください。

予期しない丸め結果

Cause: 桁数の符号または大きさが意図と異なる

Solution: 桁数の正負と大きさを確認し、必要に応じて調整してください。

注記

  • 銀行家丸め(偶数丸め)が適用される場合があります
  • ROUNDはExcel 2007以降の全バージョンで利用可能
  • 大量データ処理時は計算速度に影響が少ない
  • 他の丸め関数と組み合わせて使用すると効果的

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+