QUOTIENT関数

Excel 2007+

概要

QUOTIENT関数は2つの数値の除算結果から商の整数部のみを返します。小数部分(余り)を切り捨てて整数商を取得する際に使用します。通常の除算演算子「/」とは異なり、余りを無視した結果が得られます。

構文

QUOTIENT(分子, 分母)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
分子 Number はい 被除数となる数値を指定します。
分母 Number はい 除数となる数値を指定します。

QUOTIENT関数の使用

QUOTIENT関数は、除算の結果から整数部分のみを取得したい場合に使用します。通常の除算では小数点以下も含めた結果が返されますが、QUOTIENTでは商の整数部のみを返し、余りは無視します。

QUOTIENTの一般的な例

基本的な使用例

=QUOTIENT(5,2)

5÷2=2.5の結果から小数部分を除き、整数部2を返します。

小数値の処理

=QUOTIENT(4.5,3.1)

4.5÷3.1≈1.45の結果から整数部1を返します。

負の数の処理

=QUOTIENT(-10,3)

-10÷3≈-3.33の結果から整数部-3を返します。

よくある質問

通常の除算は小数を含む完全な結果を返しますが、QUOTIENTは整数部分のみを返し余りを無視します。

#DIV/0!エラーが発生します。分母には0以外の値を必ず指定してください。

数値以外を指定すると#VALUE!エラーが返されます。

一般的なエラーと解決策

#DIV/0!エラー

Cause: 分母に0が指定された

Solution: 分母に0以外の値を指定してください。

#VALUE!エラー

Cause: 分子または分母に数値以外のデータが指定された

Solution: 数値または数値を含むセルを指定してください。

注記

  • 戻り値は常に整数です。
  • Excel 2007以降で使用可能
  • 余りを取得したい場合はMOD関数と組み合わせることができます。

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+