クイックナビゲーション
VAR 関数
概要
母集団の標本から不偏分散を計算し、データのばらつきを定量的に評価します。統計分析の基礎となる重要な関数です。
構文
VAR(数値1,[数値2],...)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値1 | Number |
はい | 母集団の標本に対応する最初の数値引数 |
| 数値2,... | Number |
いいえ | 母集団サンプルに対応する2〜255番目の数値引数 |
VAR関数の使用
テストデータのばらつき分析、品質管理、投資リスク評価、試験結果の分散分析など統計的解析全般に活用。
VARの一般的な例
部品強度データの分散計算
=VAR(A2:A11)
A2:A11範囲の10個の強度データを対象に標本分散を計算(結果:754.2667)
売上データのばらつき分析
=VAR(B2:B20)
月次売上19件の分散を算出して販売安定性を評価
気温データの変動度測定
=VAR(C5:C15,D10:D20)
2つの気温データセットの分散を個別に計算
よくある質問
VARは標本データ(n-1で除算)、VARPは母集団データ(nで除算)用です。サンプル分析時はVARを使用。
空白セル、論理値、文字列、エラー値は自動的に無視され、数値のみ計算対象となります。
VARA関数を使用してください。TRUE/FALSEを1/0として分散計算します。
一般的なエラーと解決策
#VALUE!
Cause: 数値以外のデータ型を含む
Solution: 数値のみを指定するか、VARA関数を使用
#DIV/0!
Cause: 数値が1つ以下
Solution: 2つ以上の数値を指定
予期しない結果
Cause: 母集団全体を標本として扱う
Solution: 母集団の場合はVARP、標本の場合はVARを使用
注記
- VAR.S関数が推奨代替(Excel 2010以降)
- 下位互換性で現行版でも使用可能
- 分散=データの平均からの偏差の二乗平均(不偏)
互換性
利用可能: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+