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PERCENTILE関数
概要
PERCENTILE関数は、指定したデータ配列内で特定の百分率位置にある値を返します。データの分布を分析し、上位何%や下位何%などの閾値を決定する際に非常に有用です。ただし、新しいバージョンではより正確なPERCENTILE.INC/PERCENTILE.EXC関数への移行が推奨されています。
構文
PERCENTILE(配列,率)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 配列 | 範囲または配列 |
はい | 分析対象となる数値データの範囲 |
| 率 | 数値 |
はい | 0~1の範囲で指定する百分率位置 |
PERCENTILE関数の使用
PERCENTILE関数は、データセット内の特定の百分率位置にある値を求めるために使用します。試験の合格基準設定、売上データの分布分析、在庫管理の閾値決定など、データの相対位置を把握する場面で活躍します。
PERCENTILEの一般的な例
基本的な30パーセンタイル計算
=PERCENTILE(A1:A10,0.3)
A1:A10の範囲内で下から30%位置にある値を返します。
上位10%の閾値計算
=PERCENTILE(B2:B100,0.9)
B2:B100のデータで上位10%に入る境界値を求めます。
中央値(50パーセンタイル)の取得
=PERCENTILE(C1:C50,0.5)
データの中央値(メジアン)をPERCENTILEで計算します。
よくある質問
PERCENTILEは従来の互換性関数で、主にPERCENTILE.INCと同じ動作をしますが、新しいバージョンではPERCENTILE.INC/PERCENTILE.EXCの使用が推奨されます。
率が0未満または1より大きい場合、#NUM!エラーが返されます。
数値以外のデータは無視され、数値データのみで計算されます。
一般的なエラーと解決策
#VALUE!エラー
Cause: 率の引数が数値でない場合
Solution: 率に数値(0~1の範囲)を指定してください
#NUM!エラー
Cause: 率が0未満または1より大きい場合
Solution: 率を0~1の範囲内に設定してください
#VALUE!エラー
Cause: 配列引数が無効な場合
Solution: 数値データを含む正しい範囲を指定してください
注記
- この関数はExcel 2007以降で利用可能ですが、将来の互換性のためPERCENTILE.INC/EXCの使用を検討してください
- 率=0.5でメジアン(中央値)が計算されます
- データが少ない場合は補間計算により小数値が返る可能性があります
- 配列内の数値以外のデータは自動的に無視されます
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+