MODE 関数

Excel 2007+

概要

MODE関数は、数値のグループ内で最も頻繁に現れる値(最頻値)を返します。データの中心傾向を把握する統計関数で、鳥の観察数やコールセンターのピーク時以外の通話頻度分析などに最適です。

構文

MODE(数値1,[数値2],...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値1 数値/範囲 はい 最頻値計算の最初のデータソース。数値、配列、セル範囲を指定
数値2,... 数値/範囲 いいえ 追加の数値データ(省略可能)。最大255個まで指定

MODE関数の使用

MODE関数は、データの分布パターンを分析する際に欠かせない統計関数です。平均値や中央値と組み合わせて使用することで、データの特性を多角的に把握できます。販売データ、在庫管理、試験結果分析などで重宝されます。

MODEの一般的な例

基本的な最頻値計算

=MODE(A2:A7)

列Aの数値データから最も頻繁に現れる値を求めます。結果:4(4が3回出現)

複数範囲の分析

=MODE(A2:A7,B2:B5)

2つの範囲から最頻値を計算。異なるデータソースを統合分析

直接数値指定

=MODE(2,3,3,5,7,10)

数値を直接指定して最頻値を計算。結果:3

よくある質問

データ内に重複する値がない場合に発生します。最頻値が存在しないためです。MODE.MULT関数を試してください。

いいえ、文字列、論理値、空白セルは自動的に無視されます。数値0のみ計算対象となります。

MODEは旧バージョン用で、MODE.SNGLが後継関数です。MODE.MULTは複数最頻値を返します。

一般的なエラーと解決策

#N/Aエラー

Cause: データに重複値がない

Solution: MODE.MULT関数を使用するか、データに重複値を確認

#VALUE!エラー

Cause: エラー値や数値変換不可のテキストが含まれる

Solution: データ範囲のエラー値を修正

引数が多すぎる

Cause: 255個を超える引数を指定

Solution: 配列や範囲参照を使用して簡潔に記述

注記

  • MODE関数はMODE.SNGL/MODE.MULTの後継として非推奨ですが、下位互換性のために使用可能
  • 0(ゼロ)は数値として計算対象
  • 配列式として複数最頻値を求める場合はMODE.MULTを使用
  • 中心傾向の3大指標:平均・中央値・最頻値

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+