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FTEST関数
概要
FTEST関数は2つのデータセット間の分散に有意な差があるかどうかを判定するF検定を実行し、両側確率を返します。2つのサンプル群のばらつきを統計的に比較する際に使用されます。
構文
FTEST(配列1,配列2)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 配列1 | 配列または範囲 |
はい | 比較対象の第1データセット(数値を含む配列またはセル範囲) |
| 配列2 | 配列または範囲 |
はい | 比較対象の第2データセット(数値を含む配列またはセル範囲) |
FTEST関数の使用
FTEST関数は統計分析で2つのデータ群の分散の同質性を検証します。公立校・私立校の成績ばらつき比較、製造工程の品質安定性比較、実験群と対照群の変動比較などに活用されます。
FTESTの一般的な例
基本的なF検定例
=FTEST(A2:A6,B2:B6)
データセットA2:A6(20,31,38,40)とB2:B6(28,15,21)の分散差を検定。結果0.648(有意差なし)
品質管理での使用例
=FTEST(B2:B10,C2:C10)
工程Bと工程Cの測定値ばらつきを比較し、工程安定性を評価
よくある質問
FTESTは旧形式で、今後はF.TEST関数(精度向上)を推奨。FTESTは下位互換性で維持。
文字列、論理値、空白セルは無視。0値は計算対象。
一般的なエラーと解決策
#DIV/0!エラー
Cause: 配列のデータ数が2未満、または分散が0
Solution: 各配列に2つ以上の変動数値を確認
#VALUE!エラー
Cause: 配列に数値以外のデータ形式
Solution: 数値のみを含む範囲を指定
注記
- LINEST関数のF値とは異なる(確率値を返却)
- F.TEST関数への移行を強く推奨
- サンプルサイズが大きいほど信頼性向上
互換性
利用可能: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016