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FLOOR 関数
概要
FLOOR関数は、数値を指定された基準値の倍数に切り捨てます。正の数値は下方向に、負の数値はゼロから遠ざかる方向(より負の方向)に丸めます。符号が異なる場合エラーになります。
構文
FLOOR(数値, 基準値)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値 | 数値 |
はい | 丸め対象となる数値(必須) |
| 基準値 | 数値 |
はい | 倍数の基準となる有意性(必須) |
FLOOR関数の使用
FLOOR関数は、特定の倍数(1、5、10、100など)に数値を切り捨てる際に使用します。価格設定、在庫管理、財務計算などで重宝され、常に下方向に丸めるため「切り捨て」計算に最適です。
FLOORの一般的な例
基本的な切り捨て
=FLOOR(3.7,2)
3.7を2の倍数に切り捨て→結果:2
負の数値の処理
=FLOOR(-2.5,-2)
-2.5を-2の倍数に切り捨て→結果:-2
符号不一致のエラー例
=FLOOR(2.5,-2)
数値と基準値の符号が異なるため→結果:#NUM!
小数点以下の精度調整
=FLOOR(1.58,0.1)
1.58を0.1の倍数に切り捨て→結果:1.5
よくある質問
FLOORは常に下方向に切り捨て、ROUNDは四捨五入します。FLOORは倍数指定が可能。
負の数値はゼロから遠ざかる方向(より負)に切り捨てられます。
数値と基準値の符号が異なる場合に発生します。
一般的なエラーと解決策
#VALUE!エラー
Cause: 数値または基準値に数値以外が指定された
Solution: 両方の引数に数値型を指定してください
#NUM!エラー
Cause: 数値が正で基準値が負の場合
Solution: 両引数の符号を一致させてください
注記
- Excel 2007以降で使用可能
- FLOOR.MATH関数(Excel 2013+)と併用でより柔軟
- 常に「切り捨て」方向に動作
- 金融計算での価格丸めに最適
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365