FLOOR 関数

Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365

概要

FLOOR関数は、数値を指定された基準値の倍数に切り捨てます。正の数値は下方向に、負の数値はゼロから遠ざかる方向(より負の方向)に丸めます。符号が異なる場合エラーになります。

構文

FLOOR(数値, 基準値)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値 数値 はい 丸め対象となる数値(必須)
基準値 数値 はい 倍数の基準となる有意性(必須)

FLOOR関数の使用

FLOOR関数は、特定の倍数(1、5、10、100など)に数値を切り捨てる際に使用します。価格設定、在庫管理、財務計算などで重宝され、常に下方向に丸めるため「切り捨て」計算に最適です。

FLOORの一般的な例

基本的な切り捨て

=FLOOR(3.7,2)

3.7を2の倍数に切り捨て→結果:2

負の数値の処理

=FLOOR(-2.5,-2)

-2.5を-2の倍数に切り捨て→結果:-2

符号不一致のエラー例

=FLOOR(2.5,-2)

数値と基準値の符号が異なるため→結果:#NUM!

小数点以下の精度調整

=FLOOR(1.58,0.1)

1.58を0.1の倍数に切り捨て→結果:1.5

よくある質問

FLOORは常に下方向に切り捨て、ROUNDは四捨五入します。FLOORは倍数指定が可能。

負の数値はゼロから遠ざかる方向(より負)に切り捨てられます。

数値と基準値の符号が異なる場合に発生します。

一般的なエラーと解決策

#VALUE!エラー

Cause: 数値または基準値に数値以外が指定された

Solution: 両方の引数に数値型を指定してください

#NUM!エラー

Cause: 数値が正で基準値が負の場合

Solution: 両引数の符号を一致させてください

注記

  • Excel 2007以降で使用可能
  • FLOOR.MATH関数(Excel 2013+)と併用でより柔軟
  • 常に「切り捨て」方向に動作
  • 金融計算での価格丸めに最適

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365