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DSTDEV関数
概要
DSTDEV関数は、データベース内の指定フィールドから条件に一致するレコードを抽出して標本とし、母集団の標準偏差を計算します。データベース関数の中でも特に統計分析に有用な関数です。
構文
DSTDEV(データベース, フィールド, 検索条件)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| データベース | 範囲 |
はい | リストまたはデータベースを構成するセル範囲。先頭行に列見出しが必要。 |
| フィールド | 文字列/数値 |
はい | 列名("収穫高")または列番号(1, 2, 3...)で指定。 |
| 検索条件 | 範囲 |
はい | 列見出しとその下の条件値を含む範囲。 |
DSTDEV関数の使用
データベース関数DSTDEVは、大規模データから特定の条件を満たすレコードだけを抽出し、その標本から母集団標準偏差を計算します。通常のSTDEV関数とは異なり、データベース構造を前提とした高度な統計計算が可能です。
DSTDEVの一般的な例
果樹園の収穫高標準偏差
=DSTDEV(A5:E11,"収穫高",A1:A3)
りんごと梨の収穫高フィールドの母集団標準偏差を計算(結果:2.96648)
売上条件付き標準偏差
=DSTDEV(A1:D100,"売上",F1:F2)
売上額が100万円超の商品の標準偏差を計算
列番号指定例
=DSTDEV(A1:E50,3,G1:G2)
3列目のデータを条件抽出して標準偏差計算
よくある質問
DSTDEVはデータベース関数で条件抽出後に標本から母集団標準偏差を計算。STDEVは単純な範囲の標本標準偏差です。
列見出しを"ダブルクォート"で囲むか、列番号(1開始)をそのまま指定します。
列見出し行とその下の条件値行を最低1行ずつ含む範囲を指定します。
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: データベース範囲にヘッダー行がない
Solution: データベースの先頭行に列見出しを必ず設定してください
条件に一致しない
Cause: 検索条件範囲の形式が不適切
Solution: 列見出しと条件値が正しく対応しているか確認
#NUM! エラー
Cause: 標本レコードが1件未満
Solution: 条件に一致するデータが2件以上あることを確認
注記
- 母集団標準偏差(nで割る)を使用
- DSTDEVPは標本標準偏差(n-1で割る)
- 検索条件範囲はデータベースと重複しない
- 条件範囲の最終行下は空けておく
互換性
利用可能: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365