IMSUM関数

Excel 2007+

概要

IMSUM関数は、文字列形式("x+yi"または"x+yj")で指定された複数の複素数の和を計算して返します。Excelの工学計算で複素数演算を行う際に欠かせない関数です。

構文

IMSUM(複素数1, [複素数2], ...)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
複素数1 String はい 和を計算する最初の複素数("x+yi"形式)
[複素数2], ... String いいえ 追加で和する複素数(最大255個まで指定可能)

IMSUM関数の使用

IMSUM関数は、電気工学、物理学、数学などの分野で複素数計算が必要な場面で使用します。COMPLEX関数で作成した複素数を複数加算する際に最適です。実数部と虚数部を個別に計算する手間を省き、一括で和を求められます。

IMSUMの一般的な例

基本的な複素数和算

=IMSUM("3+6i","5-2i")

2つの複素数の和を計算。結果:8+4i

3つの複素数和算

=IMSUM("1+2i",COMPLEX(3,4),"-2+1i")

COMPLEX関数と文字列形式を混在使用。実数部と虚数部を正確に加算

実数のみの和算

=IMSUM("5+0i","3+0i")

純粋な実数(虚数部0)を複素数として加算。結果:8+0i

よくある質問

最大255個までの複素数を指定できます。

"x+yi"または"x+yj"形式で指定します。xが実数部、yが虚数部です。

COMPLEXは実数・虚数から複素数を作成、IMSUMは複数の複素数の和を計算します。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: 複素数の形式が正しくない

Solution: "x+yi"または"x+yj"の正しい形式で入力してください

#VALUE! エラー

Cause: 引数が複素数形式でない

Solution: COMPLEX関数を使用して複素数を生成するか、正しい文字列形式を使用してください

引数が多すぎる

Cause: 256個以上の複素数を指定

Solution: 最大255個まで指定してください

注記

  • IMSUMはExcel 2007以降で使用可能
  • 複素数は"3+4i"または"3+4j"のいずれかの形式で記述
  • iまたはjは虚数単位として認識されます
  • 実数のみの場合は"5+0i"のように記述可能

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+