IMCSCH関数

Excel 2013+

概要

IMCSCH関数は、指定された複素数の双曲線余割を計算し、"x+yi"または"x+yj"形式の文字列として返します。Excelの高度な複素数演算に特化した関数で、工学・科学分野での活用に適しています。

構文

IMCSCH(複素数)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
複素数 String はい 双曲線余割を求める複素数を指定します。COMPLEX関数で生成した文字列を使用します。

IMCSCH関数の使用

IMCSCH関数は複素数の双曲線余割を求めるために使用します。主に電気工学、信号処理、物理学などの分野で複素数演算が必要な場面で活用されます。COMPLEX関数と組み合わせることで、実数部と虚数部を個別に指定できます。

IMCSCHの一般的な例

基本的なIMCSCH関数の使用例

=IMCSCH("4+3i")

複素数4+3iの双曲線余割を計算。結果:-0.036275889628626-0.0051744731840194i

COMPLEX関数との組み合わせ

=IMCSCH(COMPLEX(4,3))

実数部4、虚数部3の複素数の双曲線余割を計算します。

よくある質問

指定された複素数の双曲線余割(ハイパボリックコサインの逆数)を計算します。

"x+yi"または"x+yj"の文字列形式で指定します。COMPLEX関数を使用すると便利です。

複素数の形式が正しくない場合は#NUM!エラー、論理値を指定した場合は#VALUE!エラーが返されます。

一般的なエラーと解決策

#NUM!エラー

Cause: 複素数の形式が"x+yi"または"x+yj"でない

Solution: COMPLEX関数を使用して正しい形式で指定してください。

#VALUE!エラー

Cause: 論理値を複素数として指定した

Solution: 数値またはCOMPLEX関数で生成した文字列を使用してください。

注記

  • Excel 2013以降のバージョンで利用可能
  • 双曲線余割はcsch(z) = 1/sinh(z)で定義されます
  • IMCSINH関数と逆の関係にあります
  • 他の複素数関数(IMCSIN, IMCOSHなど)と組み合わせて使用可能

互換性

利用可能: Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2010以前のバージョン

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2013+