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YIELDMAT関数
概要
YIELDMAT関数は、満期日に利息が支払われる証券(債券など)の利回りを計算します。受渡日、満期日、発行日、利率、現在価値を基に年率換算の利回りを返します。金融分析で満期まで保有する証券の収益性を評価する際に必須の関数です。
構文
YIELDMAT(受渡日, 満期日, 発行日, 利率, 価格, [基準])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 受渡日 | Date |
はい | 証券の受渡日(発行日以降)。売買代金決済日を指定。DATE関数推奨。 |
| 満期日 | Date |
はい | 証券の満期日(支払期日)。最終利息・元本返済日。 |
| 発行日 | Date |
はい | 証券の発行日。シリアル値の日付形式で入力。 |
| 利率 | Number |
はい | 発行時の年利率(例:0.0625で6.25%)。 |
| 価格 | Number |
はい | 額面100に対する現在価値(例:100.50)。 |
| 基準 | Number |
いいえ | 日数計算基準(0-4)。省略時は0(30/360 NASD)。 |
YIELDMAT関数の使用
YIELDMATは満期まで保有する債券や定期証券の利回りを正確に計算します。発行日から受渡日までの経過利息を考慮し、現在価格に対する真の利回りを算出。ポートフォリオ管理や投資判断で活用されます。
YIELDMATの一般的な例
基本的な債券利回り計算
=YIELDMAT(DATE(2015,3,8),DATE(2008,11,3),DATE(2007,11,8),0.0625,100.0123,0)
2015年3月8日受渡、2008年11月満期、2007年11月発行の6.25%債券。現在価値¥100.0123で30/360基準の利回りを計算(約6.10%)。
実際の日数基準での計算
=YIELDMAT(A2,B2,C2,D2,E2,1)
実際の日数/実際の日数(基準=1)で利回りを計算。季節変動を正確に反映。
よくある質問
DATE関数を使用するか、数式の結果としてシリアル値を指定してください。文字列入力は#VALUE!エラーの原因になります。
0=30/360(NASD)、1=実日/実日、2=実日/360、3=実日/365、4=30/360(欧州)。債券種類に応じて選択。
受渡日は必ず発行日以降。逆の場合は#NUM!エラーになります。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: 利率<0、価格≤0、基準<0または>4、受渡日≥満期日
Solution: 数値範囲と日付の論理的順序を確認してください。
#VALUE!エラー
Cause: 無効な日付指定
Solution: DATE関数を使用して正しいシリアル値を入力。
注記
- 日付はシリアル値で処理(1900/1/1=1)。
- 非整数指定時は小数点以下切り捨て。
- 額面100円基準の価格入力。
- 金融関数カテゴリに属します。
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+