RECEIVED 関数

Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365

概要

RECEIVED関数は、全額投資された証券に対して満期日に受け取る金額を計算します。債券や商業手形などの割引証券の満期時受取金額を求める金融関数です。

構文

RECEIVED(受渡日, 満期日, 投資額, 割引率, [基準])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
受渡日 Date はい 証券の受渡日。発行日以降の日付を指定。DATE関数推奨。
満期日 Date はい 証券の満期日(支払期日)を指定。
投資額 Number はい 証券の投資額(正の値)。
割引率 Number はい 年換算の割引率(0より大きい値)。
基準 Number いいえ 日数計算基準:0=NASD 30/360、1=実日数/実日数、2=実日数/360、3=実日数/365、4=欧州30/360

RECEIVED関数の使用

RECEIVED関数は、割引債券や商業手形などの満期時受取金額を計算します。受渡日から満期日までの期間と割引率に基づいて、投資額に利息相当分を加算した受取金額を返します。金融機関や投資分析で広く使用されます。

RECEIVEDの一般的な例

基本的な債券受取金額計算

=RECEIVED(DATE(2025,2,15),DATE(2025,5,15),1000000,0.0575,2)

2008/2/15受渡、5/15満期、100万円投資、5.75%割引率(実日数/360)で計算。結果:¥1,014,584。

NASD基準での計算

=RECEIVED(A2,B2,C2,D2,0)

表のデータを参照して標準NASD 30/360基準で満期受取金額を計算。

長期債券の例

=RECEIVED(DATE(2025,1,1),DATE(2035,1,1),50000000,0.03,1)

30年債の満期受取金額を実際の日数基準で計算。

よくある質問

DATE関数を使用してください。例:DATE(2025,2,15)。文字列入力はエラーの原因になります。

日数計算方法を指定:0=30/360(NASD)、1=実日数/実日数、2=実日数/360、3=実日数/365、4=欧州30/360。

#NUM!(無効な数値)、#VALUE!(無効な日付)、受渡日≥満期日、負の投資額などで発生。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: 投資額≤0、割引率≤0、基準<0または>4、受渡日≥満期日

Solution: すべての値を正しく入力し、受渡日<満期日を確認。

#VALUE! エラー

Cause: 無効な日付形式

Solution: DATE関数を使用して日付を入力。

注記

  • 日付は必ずDATE関数で入力
  • 整数以外の受渡日・満期日は切り捨て
  • Excel 2007以降で使用可能
  • 金融関数カテゴリに属する

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 365