FVSCHEDULE関数

Excel 2007+

概要

FVSCHEDULE関数は、投資期間中に変動する一連の金利を複利計算し、初期投資額の将来価値を計算します。固定金利ではなく変動利率や調整可能な利率での投資収益を正確に求めるのに最適です。

構文

FVSCHEDULE(元金, 利率配列)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
元金 Number はい 初期投資額。将来の支払いを現在価値で表す金額です。
利率配列 Array はい 各期間ごとの変動金利を配列で指定します。

FVSCHEDULE関数の使用

FVSCHEDULEは、変動金利環境下での投資やローンの将来価値計算に使用します。FV関数が単一固定金利を前提とするのに対し、FVSCHEDULEは期間ごとに異なる利率を扱えるため、より現実的な金融シミュレーションが可能です。

FVSCHEDULEの一般的な例

基本的な変動金利計算

=FVSCHEDULE(1,{0.09,0.11,0.1})

初期投資1に対し、1年目9%、2年目11%、3年目10%の複利で将来価値を計算。結果:1.3309。

実際の投資シミュレーション

=FVSCHEDULE(1000000,B2:B4)

100万円の投資に対し、セルB2:B4に格納された3年間の変動金利で将来価値を計算。

よくある質問

FV関数は単一の固定金利を使用しますが、FVSCHEDULEは期間ごとに異なる変動金利を配列で指定できます。

はい、空白セルは0(無利子)として扱われます。他の非数値は#VALUE!エラーを発生させます。

一般的なエラーと解決策

#VALUE!エラー

Cause: 利率配列に数値以外のデータが含まれている

Solution: 利率配列に数値または空白セルだけを指定してください。

#NUM!エラー

Cause: 負の元金が指定された

Solution: 元金には正の値を指定してください。

注記

  • 各利率は小数で指定(例:10%→0.1)
  • 配列は{}で囲むかセル範囲で指定
  • 空白セルは0利率として計算
  • Excel 2007以降の関数

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+