クイックナビゲーション
DOLLARFR関数
概要
DOLLARFR関数は、小数で表されたドル単位の価格(証券価格など)を指定した分母を持つ分数表示に変換するExcel関数です。金融データ処理で分数表記が必要な場面で特に有用です。
構文
DOLLARFR(小数値, 分母)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 小数値 | Number |
はい | 変換対象の小数ドル値。証券価格などを小数で表現した値。 |
| 分母 | Integer |
はい | 分数表示の分母となる整数。0より大きく整数である必要がある。 |
DOLLARFR関数の使用
DOLLARFR関数は、主に金融分野で使用され、小数点表記の価格を伝統的な分数表記(例:1 1/16)に変換します。株価や債券価格の表示形式変更、または従来の金融計算書との互換性確保に活用されます。
DOLLARFRの一般的な例
基本的な分数変換
=DOLLARFR(1.125,16)
1.125を16分母の分数に変換。結果:1.02(1 2/16)
32分法での変換
=DOLLARFR(1.125,32)
1.125を32分母の分数に変換。結果:1.04(1 4/32)
実際の株価変換
=DOLLARFR(A1,64)
セルA1の小数株価を64分法で分数表示に変換。
よくある質問
分母の小数点以下は切り捨てられ、整数部分のみ使用されます。
0を指定すると#DIV/0!エラー、負の数を指定すると#NUM!エラーが返されます。
DOLLARFRは小数→分数、DOLLARDEは分数→小数に変換します。
一般的なエラーと解決策
#NUM!エラー
Cause: 分母に負の数値が指定された
Solution: 分母には0より大きい整数を指定してください。
#DIV/0!エラー
Cause: 分母に0が指定された
Solution: 分母には0以外の正の整数を指定してください。
#VALUE!エラー
Cause: 小数値引数が数値でない
Solution: 小数値には正しい数値形式を入力してください。
注記
- Excel 2007以降で利用可能
- 主に金融・証券分野で使用
- 分数の分母は通常16、32、64、100などが一般的
- DOLLARDE関数と組み合わせて分数⇔小数の相互変換が可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+