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DDB関数
概要
DDB関数は、倍額定率法または指定した減価償却率を使用して、指定期間の資産減価償却費を計算します。初期期間に多額の償却を割り当て、後期に少なくなる定率法を採用した高度な財務分析ツールです。
構文
DDB(取得価額, 残存価額, 耐用年数, 期間, [率])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 取得価額 | Number |
はい | 資産購入時の価格(正の数値) |
| 残存価額 | Number |
はい | 耐用年数終了時の資産価値(0も可) |
| 耐用年数 | Number |
はい | 資産の使用可能年数 |
| 期間 | Number |
はい | 償却計算対象期間(耐用年数と同じ単位) |
| 率 | Number |
いいえ | 減価償却率(省略時は2で倍額定率法) |
DDB関数の使用
DDB関数は資産の減価償却を倍額定率法で計算し、初期に多額の費用計上を実現します。税務申告や財務諸表作成で広く使用され、定率法以外の償却も柔軟に対応可能です。
DDBの一般的な例
基本的な1年目償却計算
=DDB(240000,30000,10,1)
¥240,000の資産を10年使用、残存¥30,000で1年目の倍額定率償却費を計算(¥48,000)
カスタム減価償却率使用
=DDB(240000,30000,10,2,1.5)
2年目の償却費を1.5倍率で計算(¥30,600)
月次償却計算
=DDB(240000,30000,10*12,1,2)
月次単位(120ヶ月)で1ヶ月目の償却費を計算(¥4,000)
最終年度償却
=DDB(240000,30000,10,10)
10年目の最終償却費を計算(¥2,212)
よくある質問
省略時は2が適用され、倍額定率法で計算されます。
はい、耐用年数を365倍して期間も日数で指定すれば日次計算が可能です。
DDB関数にはありません。VDB関数を使用してください。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 引数に負の数値または0が含まれている
Solution: すべての引数を正の数値で入力してください
#VALUE! エラー
Cause: 非数値データが入力されている
Solution: 数値のみを入力し、文字列や空白を除去してください
償却合計が残存価額を超える
Cause: 期間指定が耐用年数を超えている
Solution: 期間を耐用年数以内に設定してください
注記
- すべての引数は正の数値である必要があります
- 計算式:最小((取得価額-累計償却)×(率/耐用年数), (取得価額-残存価額-累計償却))
- 残存価額は0でも計算可能です
- Excel 2007以降で使用可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+