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IF関数
概要
IF関数はExcelで最も基本的な条件分岐関数です。指定した論理条件がTRUEの場合とFALSEの場合で異なる値を返すことができます。データ分析、レポート作成、自動計算など幅広い場面で活用可能です。
構文
IF(論理式, TRUEの場合の値, [FALSEの場合の値])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 論理式 | 論理値 |
はい | テストする条件式。TRUEまたはFALSEを返す式。 |
| TRUEの場合の値 | 任意 |
はい | 論理式がTRUEの場合に返す値。数値、文字列、数式など。 |
| FALSEの場合の値 | 任意 |
いいえ | 論理式がFALSEの場合に返す値。省略可能。 |
IF関数の使用
IF関数は条件に応じて異なる結果を返す基本的な条件分岐関数です。データの分類、評価、自動計算など多様な用途で使用されます。複数の条件がある場合はIFS関数やAND/OR関数と組み合わせるのが効果的です。
IFの一般的な例
基本的な条件判定
=IF(A2>100,"超過","OK")
A2の値が100より大きい場合は「超過」、それ以外は「OK」を返す。
数値計算の条件分岐
=IF(B2>=60,C2*1.1,C2*0.9)
B2が60以上の場合はC2の110%、未満の場合は90%を計算。
テキスト判定
=IF(C2="完了","処理済","未処理")
C2が「完了」の場合は「処理済」、それ以外は「未処理」を返す。
空白を考慮した判定
=IF(D2="", "入力待ち", D2*1.1)
D2が空白の場合は「入力待ち」、そうでなければD2の110%を返す。
よくある質問
IFS関数を使用するか、複数のIF関数をネストしてください。ただしネストは最大64レベルまでです。
AND関数やOR関数と組み合わせます。例:=IF(AND(A1>10,B1<100),"範囲内","範囲外")
自動的にFALSE値が返されます。数値として0として扱われます。
一般的なエラーと解決策
セルの内容が0になる
Cause: value_if_trueとvalue_if_falseの両方に値が指定されていない
Solution: 両方の引数に適切な値を指定するか、TRUE/FALSEを明示的に記述
#NAME? エラー
Cause: 関数名やセル参照のスペルミス
Solution: 関数名を「IF」と正確に入力し、セル参照を確認
#VALUE! エラー
Cause: 論理式が正しく評価できない
Solution: 比較演算子(=、>、<など)を正しく使用
注記
- テキスト値は必ずダブルクォーテーションで囲む(例:"Yes")
- TRUE/FALSEはクォーテーション不要
- 日付値はDATE関数などで作成
- 配列式(Ctrl+Shift+Enter)でも使用可能
- 最大64レベルのネストが可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+