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VAR.P 関数
概要
VAR.P 関数は、指定された数値データを母集団全体として扱い、その分散値を計算します。論理値や文字列は無視され、数値のみが計算対象となります。母集団分散を求める際に最適です。
構文
VAR.P(数値1,[数値2],...)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値1 | Number |
はい | 母集団に対応する最初の数値引数(必須) |
| 数値2,... | Number |
いいえ | 母集団に対応する2番目以降の数値引数(最大254個) |
VAR.P関数の使用
VAR.P関数は、データ全体を母集団として分散を計算します。品質管理や完全なデータセットの統計分析で使用され、標本の場合はVAR.S関数を使用してください。
VAR.Pの一般的な例
部品強度の母集団分散
=VAR.P(A2:A11)
10個の部品強度データ(A2:A11)を母集団として分散を計算。結果:678.84。製造完了品全てのばらつきを評価。
VAR.Sとの比較
=VAR.S(A2:A11)
同じデータを標本として計算。VAR.P(678.84)より大きい754.27が返される。
よくある質問
VAR.Pはデータを母集団全体、VAR.Sは標本として扱います。母集団の方が分母が大きく、結果が小さくなります。
いいえ、VAR.Pは数値のみ計算対象。論理値を含む場合はVARPA関数を使用してください。
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: 数値以外のデータ(文字列・エラー値)が含まれる
Solution: 数値データのみを指定するか、VARPAを使用
#DIV/0! エラー
Cause: 有効な数値が1つもない
Solution: 少なくとも2つの数値を指定
注記
- 分散の計算式:Σ(xi-平均)²/n(n=データ数)
- 空白セル・文字列・論理値は自動無視
- 配列・範囲参照も使用可能
- VARPAは論理値も計算対象に含む
互換性
利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2007以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+