RANK.AVG 関数

Excel 2010+

概要

RANK.AVG関数は、数値リスト内の指定数値の相対的な順位を計算し、同じ値が存在する場合は平均順位を返します。Excel 2010以降で利用可能なランキング関数です。

構文

RANK.AVG(数値,範囲,[順序])

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値 Number はい 順位を調べる対象の数値です。範囲内で比較される値です。
範囲 Range はい 比較対象となる数値の範囲または配列です。非数値は無視されます。
順序 Number いいえ 0または省略時は降順(大きい順)、それ以外は昇順(小さい順)でランク付けします。

RANK.AVG関数の使用

RANK.AVGは売上成績、試験点数、スポーツ記録などのデータで順位を求める際に使用します。従来のRANK関数と異なり、重複値がある場合に平均順位を返すため、より正確なランキングが得られます。

RANK.AVGの一般的な例

基本的な順位計算

=RANK.AVG(94,B2:B8)

B2:B8の気温データ内で94度の順位を求めます。結果は4(4番目に暑い日)となります。

昇順での順位

=RANK.AVG(88,B2:B8,1)

88度のデータを昇順でランク付けすると2番目(2番目に低い気温)となります。

売上データの順位

=RANK.AVG(C2,$C$2:$C$10)

C列の売上データ内でC2の売上順位を計算します。

よくある質問

RANK.AVGは重複値がある場合に平均順位を返します。一方、古いRANK関数は重複をスキップするため、RANK.AVGの使用が推奨されます。

省略時は降順(大きい値が1位)で計算されます。昇順が必要な場合は1を指定してください。

はい、非数値(テキスト、空セル)は自動的に無視され、数値のみで順位計算が行われます。

一般的なエラーと解決策

#N/A エラー

Cause: 数値または範囲に存在しない参照が含まれています

Solution: 参照範囲を確認し、正しいセル範囲を指定してください。

#VALUE! エラー

Cause: 数値引数にテキストが指定されました

Solution: 数値引数には数値または数値セルを指定してください。

注記

  • Excel 2010以降で利用可能
  • RANK.EQとの違い:RANK.AVGは平均ランク、RANK.EQは最大ランクを使用
  • データ範囲に数値以外があっても自動無視
  • 大規模データセットでも高速に動作

互換性

利用可能: Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2007以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2010+