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DEVSQ関数
概要
DEVSQ関数は、指定されたデータセットの標本平均値に対する各データの偏差の平方和を計算します。統計分析で分散計算の基盤となる重要な関数です。
構文
DEVSQ(数値1, [数値2], ...)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値1 | Number |
はい | 偏差平方和計算の最初の数値(必須) |
| 数値2以降 | Number |
いいえ | 追加の数値引数(最大254個まで省略可能) |
DEVSQ関数の使用
DEVSQ関数は統計分析において分散や標準偏差の計算前段階で使用されます。データセットのばらつきの度合いを偏差の平方和として定量的に評価します。配列形式や複数セル範囲を直接指定できるため、大規模データセットの解析に適しています。
DEVSQの一般的な例
基本的な偏差平方和計算
=DEVSQ(A2:A8)
A2からA8までのデータの標本平均に対する偏差平方和を計算(結果:48)
個別数値指定
=DEVSQ(4,5,8,7,11,4,3)
個別に指定した7つの数値の偏差平方和を計算
複数範囲の結合
=DEVSQ(A1:A5,B1:B5)
2つのセル範囲を結合して偏差平方和を計算
よくある質問
DEVSQは偏差の平方和そのものを返し、VARはそれをデータ数で割った分散値を返します。DEVSQは分散計算の中間結果として使用されます。
空白セル、文字列、論理値は計算から除外されますが、数値0を含むセルは計算対象となります。
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: 引数に数値に変換できない文字列やエラー値が含まれている
Solution: 数値のみを指定するか、数値範囲を確認してください
#DIV/0! エラー
Cause: すべての引数が無視される場合(空の範囲など)
Solution: 少なくとも1つの有効な数値を指定してください
注記
- 標本標準偏差ではデータを(n-1)で割るため、この関数が基礎となります
- 0を含むデータも偏差計算に影響します
- Excel 2007以降で使用可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+