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TRANSPOSE関数
概要
TRANSPOSE関数は、Excelのセル範囲の行と列を入れ替える配列関数です。縦方向のデータを横方向に、横方向のデータを縦方向に変換します。コピー&ペーストによる配置転換とは異なり、元のデータを動的に参照し続けるためデータ変更時に自動更新されます。
構文
TRANSPOSE(配列)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 配列 | 範囲/配列 |
はい | 行列変換を行う元のセル範囲または配列。変換後、元の行が新しい列になります |
TRANSPOSE関数の使用
TRANSPOSE関数は、データの向きを変える必要がある場面で使用します。表形式データの行と列を入れ替える際や、縦長リストを横長リストに変換する際に便利です。配列数式として入力するため、出力範囲を選択してから関数を確定する必要があります。
TRANSPOSEの一般的な例
基本的な縦→横変換
=TRANSPOSE(A1:A4)
A1〜A4の縦方向データを横方向(4列)に展開します。事前に4つの横セルを選択し、Ctrl+Shift+Enterで確定。
表全体の転置
=TRANSPOSE(A1:B4)
2行×4列の範囲を4行×2列に変換。8つのセルを選択して配列数式入力。
Microsoft 365動的配列
=TRANSPOSE(A1:B4)
最新版ではEnterキーだけで動的配列として自動展開されます。
よくある質問
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: 出力範囲の行数・列数が入力配列と一致しない
Solution: 入力範囲m×nに対し、出力範囲をn×mに正確に選択してください
#SPILL! エラー(Microsoft 365)
Cause: 出力先が他のデータで占有されている
Solution: 出力範囲をクリアしてから関数を入力してください
中かっこが出ない
Cause: 配列数式として確定していない
Solution: Ctrl+Shift+Enterを押して配列確定してください
注記
- Microsoft 365以降は動的配列数式に対応し、Enterだけで使用可能
- 従来版では必ず出力範囲を選択してから配列確定が必要
- 数式のみ転置。セルの書式や罫線は転置されない
- 大量データ処理時は計算負荷に注意
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+