T関数

Excel 2007+

概要

T関数は、指定された値が文字列の場合にその文字列を返し、それ以外の場合は空白文字列("")を返します。他の表計算ソフトとの互換性を保つための関数で、数式内でのデータ型チェックに使用されます。

構文

T(値)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
任意 はい テスト対象の値を指定します。文字列、数値、論理値、日付など任意のデータ型が指定可能です。

T関数の使用

T関数は指定値が文字列かどうかを判定し、文字列の場合はそのまま返し、それ以外は空文字列を返します。通常のExcel数式では自動型変換により使用頻度は低いですが、レガシーシステムや他ソフトとの互換性確保に有用です。

Tの一般的な例

基本的な使用例

=T(A2)

A2セルが「降水量」(文字列)の場合、「降水量」を返す。数値や論理値の場合は空白を返す。

数値データの処理

=T(19)

数値19を指定した場合、空白文字列("")を返す。

論理値の処理

=T(TRUE)

論理値TRUEを指定した場合、空白文字列("")を返す。

よくある質問

文字列のみを抽出するために使用されます。非文字列データは空白文字列が返されます。他の表計算ソフトとの互換性確保にも使用されます。

通常のExcel数式では自動型変換により必要ありませんが、特定の互換性要件がある場合に使用します。

セルに入力された文字列、シングルクォートで囲まれた値などが文字列として認識されます。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: 無効な引数が指定された

Solution: 正しい値を指定してください。

注記

  • 文字列以外のデータ(数値、論理値、日付、空白、エラー値)はすべて空白文字列が返されます。
  • 現代のExcelでは使用頻度が低い互換性関数です。
  • VBAや他のソフトとのデータ連携時に有用です。

互換性

利用可能: Excel 2007+, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Excel 365

利用不可:

コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+