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CONCAT 関数
概要
CONCAT 関数は複数のテキスト項目やセル範囲を1つの文字列として結合する便利な関数です。CONCATENATE 関数の後継として登場し、より自然な構文でテキスト結合を実現します。区切り文字や空セル無視機能はありませんが、基本的なテキスト結合に最適です。
構文
CONCAT(テキスト1, [テキスト2], …)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| テキスト1 | Text |
はい | 結合対象の最初のテキスト。文字列またはセル範囲。 |
| [テキスト2,...] | Text |
いいえ | 追加の結合テキスト。最大253個まで。 |
CONCAT関数の使用
CONCAT関数は、名前と姓の結合、住所の連結、複数列のデータ結合など、日常的なテキスト操作で活躍します。従来のCONCATENATE関数よりも直感的で、範囲指定も容易です。区切り文字が必要な場合はTEXTJOIN関数を併用してください。
CONCATの一般的な例
範囲全体の結合
=CONCAT(B2:C8)
指定範囲内の全セルを順番に結合。空セルも含めて結合します。
複数列の結合
=CONCAT(B:B, C:C)
B列とC列の全データを連結。大量データの結合に便利。
名前結合
=CONCAT(B2, " ", C2)
名前にスペースを入れて姓と結合。俊之 青木 のように表示。
ビジネス文作成
=CONCAT("来期の ", A3, "に対する輸出伸び率は ", A4, "%")
複数セルと固定文字列を組み合わせて文章を作成。
よくある質問
CONCATはCONCATENATEの改良版で、同じ結果をより自然な構文で実現します。CONCATENATEは旧バージョン互換性のため残っています。
TEXTJOIN関数を使用してください。delimiter引数で区切り文字を指定できます。
空セルは空文字列として扱われ、結果に影響を与えません。完全に除去したい場合はTEXTJOINのignore_emptyを使用。
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: 結合結果が32768文字を超えた
Solution: 結合するテキスト量を見直し、短くしてください。
#VALUE! エラー
Cause: 無効な引数(数値のみの範囲など)
Solution: テキストとして扱いたい場合はTEXT関数で変換してください。
引数が多すぎる
Cause: 254個以上の引数を指定
Solution: 最大253個までに抑えてください。
注記
- 結果文字列は32767文字以内に収める必要があります。
- &演算子でも同様の結合が可能です。例:=B2&" "&C2
- TEXTJOINと併用するとより強力なテキスト処理が可能
- Office 365の最新版で最適に動作
互換性
利用可能: Excel 2019, Excel 2021, Excel 365, Mac版Excel 2019+
利用不可: Excel 2016以前, Excel 2013, Excel 2010, Excel 2007
コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2019+, Office 365