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SQRT 関数
概要
Excel の SQRT 関数は、正の数値の平方根を計算します。数学的な√記号の機能をスプレッドシート上で実現し、数値解析や統計計算の基本機能として広く利用されます。負の数値には #NUM! エラーを返します。
構文
SQRT(数値)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値 | Number |
はい | 平方根を計算する対象の正の数値。負の数値の場合は #NUM! エラーを返します。 |
SQRT関数の使用
SQRT 関数は、面積計算、標準偏差の計算、幾何学計算などで頻繁に使用されます。単独で使用するほか、POWER 関数や他の数学関数と組み合わせて複雑な数式を構築できます。負の値対策として ABS 関数との併用が一般的です。
SQRTの一般的な例
基本的な平方根計算
=SQRT(16)
16 の平方根を計算し、結果 4 を返します。最も基本的な使用例です。
負の値でのエラー例
=SQRT(-16)
負の数値を指定すると #NUM! エラーが発生します。実数範囲外の入力に対する安全機構です。
ABS 関数との併用
=SQRT(ABS(-16))
負の値でも絶対値を取ることでエラーを回避し、4 を正しく返します。実務でよく使用されるテクニックです。
よくある質問
#NUM! エラーが返されます。平方根は実数範囲で定義されているため、負の値は処理できません。ABS 関数を併用してください。
SQRT(number) は POWER(number, 0.5) と同等です。SQRT の方が計算速度が速く、読みやすさで優れています。
はい、0.25 の平方根は 0.5 を正確に返します。小数計算も高精度で行われます。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 入力値が負の数値
Solution: 正の数値を使用するか、ABS 関数で絶対値を取ってください。
#VALUE! エラー
Cause: 数値以外のデータ型(文字列など)を入力
Solution: 数値形式を確認し、必要に応じて VALUE 関数で変換してください。
注記
- 0 の平方根は 0 を返します。
- 非常に大きな数値では Excel の精度限界により誤差が発生する可能性があります。
- 複素数の平方根には IMSQRT 関数を使用してください。
- 統計関数(STDEV など)と頻繁に組み合わせて使用されます。
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+