ROUNDDOWN関数

Excel 2007+

概要

ROUNDDOWN関数は、数値を指定された桁数まで常に切り捨てます。ROUND関数とは異なり、四捨五入せず必ず小数側を削ります。財務計算やデータ集計で正確な数値制御に最適です。

構文

ROUNDDOWN(数値, 桁数)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
数値 Number はい 切り捨ての対象となる数値。セル参照や計算式も可。
桁数 Number はい 結果の桁数。正の数:小数点以下、0:整数、負の数:小数点左側。

ROUNDDOWN関数の使用

ROUNDDOWNは数値を指定桁まで確実に切り捨てる関数です。桁数引数で正負0を指定することで、小数点の両側を精密に制御できます。税計算や在庫管理など、誤差を許さない場面で重宝します。

ROUNDDOWNの一般的な例

基本的な整数切り捨て

=ROUNDDOWN(3.2, 0)

3.2を小数点以下切り捨てして3を返します。

小数第3位まで保持

=ROUNDDOWN(3.14159, 3)

3.14159を小数第3位まで切り捨てて3.141を返します。

負数の切り捨て

=ROUNDDOWN(-3.14159, 1)

負数-3.14159を小数第1位まで切り捨てて-3.1を返します。

整数部分の切り捨て

=ROUNDDOWN(31415.92654, -2)

31415.92654を小数点左2桁で切り捨てて31400を返します。

よくある質問

ROUNDDOWNは常に切り捨て、ROUNDは四捨五入します。ROUNDDOWNは誤差を最小限に抑えたい場合に適します。

小数点の左側(整数部分)から指定桁数分切り捨てられます。例えば-2なら百の位で切り捨て。

桁数に0を指定すると最も近い整数に切り捨てられます。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: 数値または桁数引数が数値でない

Solution: 引数を数値型に修正するか、数値関数で変換してください。

予期しない結果

Cause: 桁数の符号を間違えた

Solution: 正:小数点以下、負:小数点左側、0:整数と覚えてください。

注記

  • 切り捨て方向は常に0方向(正数:下、負数:絶対値小さく)
  • Excel 2007以降で使用可能
  • 他の丸め関数と組み合わせて使用すると効果的

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+