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ISERR関数
概要
ISERR関数は、指定された値が#N/A以外のエラー値(#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、#NULL!)の場合にTRUEを、それ以外の場合にFALSEを返します。エラー処理でISERRORと組み合わせて使用することで、より精密なエラー判定が可能です。
構文
ISERR(値)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 値 | 任意 |
はい | テストする値。空白セル、エラー値、論理値、文字列、数値、参照、または名前を指定可能 |
ISERR関数の使用
ISERR関数はエラー値の種類を特定して処理したい場合に使用します。ISERRORがすべてのエラーを検出するのに対し、ISERRは#N/Aエラーを除外するため、VLOOKUPやMATCH関数など#N/Aが発生しやすい関数との組み合わせに適しています。
ISERRの一般的な例
#N/A以外のエラー検出
=ISERR(A1/B1)
A1をB1で割った結果が#DIV/0!エラーの場合TRUEを返す。#N/Aの場合はFALSE。
IF関数との組み合わせ
=IF(ISERR(VLOOKUP(C1,A:B,2,FALSE)),"データなし",VLOOKUP(C1,A:B,2,FALSE))
#N/A以外のエラー時に「データなし」を表示し、正常時は検索結果を表示。
複数エラー対応
=IF(ISERR(A1),"エラー",IF(ISBLANK(A1),"空白",A1))
まずISERRでエラーをチェックし、次に空白チェックを行う。
よくある質問
ISERRは#N/A以外のエラー値を検出します。ISERRORはすべてのエラー値(#N/Aを含む)を検出します。
いいえ、ISERRは#N/AエラーをFALSEとして扱います。#N/A専用にはISNA関数を使用してください。
#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、#NULL!のいずれかがTRUEになります。
一般的なエラーと解決策
#VALUE!エラー
Cause: 無効な引数型
Solution: 適切な値、セル参照、または数式を指定してください
予期しないFALSE結果
Cause: #N/Aエラーの場合
Solution: #N/Aも検出する場合はISERROR関数を使用してください
注記
- ISERRはExcel 2007以降で使用可能
- 引数の型変換は行われません
- ネストしたIF文でエラー処理を簡素化
- ISNA関数と組み合わせると完全なエラー処理が可能
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+