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DECIMAL 関数
概要
DECIMAL 関数は、指定された基数の数値表現(文字列)を10進数に変換します。バイナリ、16進数、36進数など様々な基数の値をExcelで扱える10進数に変換し、数値計算を簡単に行えます。
構文
DECIMAL(文字列, 基数)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 文字列 | String |
はい | 基数で表された数値の文字列。英数字のみ使用可能。 |
| 基数 | Integer |
はい | 使用する基数(2=バイナリ、16=16進数、36=最大) |
DECIMAL関数の使用
DECIMAL関数は、異なる基数の数値データを10進数に変換してExcelの計算で使用するための関数です。16進数のカラーコードやバイナリデータ、特殊な基数での数値計算に最適です。
DECIMALの一般的な例
16進数FFを10進数に変換
=DECIMAL("FF",16)
16進数のFF(255)を10進数に変換。HEX2DEC関数で検証可能。
バイナリ111を10進数に変換
=DECIMAL("111",2)
バイナリ111(7)を10進数に変換。BIN2DEC関数で検証可能。
ベース36のzapを10進数に変換
=DECIMAL("zap",36)
ベース36のzap(45745)を10進数に変換。
よくある質問
基数は2(バイナリ)から36までの整数を指定できます。
基数に応じた0-9およびA-Z(大文字小文字無視)が使用可能です。
0以上2^53未満まで正確に扱えます。それ以上は精度が低下する可能性があります。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 基数が2-36の範囲外、または無効な文字が文字列に含まれる
Solution: 基数を2-36の整数に設定し、文字列を有効な文字のみに修正
#VALUE! エラー
Cause: 基数が整数でない、または文字列が255文字を超える
Solution: 基数を整数値に設定し、文字列の長さを確認
注記
- 文字列は最大255文字まで対応
- 2^53(約9 quadrillion)を超える値は精度低下の可能性
- 大文字小文字は区別されません
- BIN2DEC、HEX2DECなどの逆変換関数と併用可能
互換性
利用可能: Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2010以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2013+